フェニックスワンダーランド
ふぇにっくすわんだーらんど
概要
音楽ゲームアプリ・プロジェクトセカイに登場する場所で、主にワンダーランズ×ショウタイムが使用しているテーマパーク。
創設者は鳳えむの祖父である鳳楽之介で、物語が始まる20年前に、「世界中の人を笑顔にする」をモットーに緑が囲まれた場所にショーステージの一つである「ワンダーステージ」を建設した。楽之介が亡くなってからも変わらず、孫であるえむの思い出の場所として残っている。
………しかし、えむの父・鳳幸之介とえむの兄・鳳慶介・晶介兄弟が、建設から長い期間が経っている事と新たにキャラクターライセンスの提携を結ぶ事を条件に、「ワンダーステージの取り壊し」を考えていた事が判明した(イベント「スマイルオブドリーマー」にて)。これにはえむだけでなく司や類、寧々も取り壊しに反対するが、長男の慶介は、
「それは俺達の仕事だ。お前が口を挟む必要は無い」
と指摘。次男の晶介も、
「何が"みんなの笑顔"だ!!そんなものにいつまでもこだわってるから、どんどん客も寄り付かなくなってんだぞ!!」
と強く反発。それから慶介は「結果が全てだ。理想に固執するのはもうやめろ」と反発して、えむを黙らせる。しかし、これに司と類はえむの願いの為に慶介・晶介兄弟と議論。後にワンダーステージを残すか残さないかで言い合いが広がる事になった。
だがその続編・「ワンダーマジカルショウタイム!」にて慶介は「自分の判断は本当に正しかったのか」と躊躇いを見せるようになりつつ、ワンダーステージでのスペシャルショーとえむ達の活躍と熱意に心を打たれ、ワンダーステージに対する考えを改めてえむ達に謝罪し和解。取り壊しは中断され、ワンダーステージは残された。
あの議論が続いた昔が経った後の今も、えむ達ワンダーランズ×ショウタイムは、みんなの笑顔を守る為に頑張っているのである。
余談
ここからは少々こじつけになってしまうが、仮にもし慶介達の意見が通っていれば確実にワンダーステージを含むフェニックスワンダーランドは無くなっている事になる。その上、
- ワンダーランズ×ショウタイムが、ワンダーステージではない別の場所で活動をする事になる。
- 後に彼らのファンであった人達に「ワンダーステージが取り壊された事」がSNSなどで広められ、当然ファンもメンバー達も落胆する。
- ワンダーステージで活動していた出来事は記憶に残るものの同じ場所には立てないので、もうワンダーステージで活躍する事はできない。
- えむが一生懸命残していた自分と祖父の思い出も無くなるので、えむは兄達に対する怒りを覚える。
と、これらの説も考えられる。だが無事にフェニックスワンダーランドは無くならずに済んだので、この場面は少なからずとも出てくる事は無い。
…これ以上兄妹同士の間に亀裂が入らない事を祈るだけだが。
関連タグ
フェニックス/フェニックス遺伝子工学研究所/フェニックス・スカイベース…プロジェクトセカイが始動した翌年の特撮番組に登場する場所と基地で、奇しくも「フェニックス」繋がり(しかし「鳳凰」という意味のフェニックスではないと思われる)。こちらは序盤から敵組織に襲撃され、基地に保管されていたアイテムを複数強奪されたり、量産ザコ戦闘員の前でも苦戦するなど、「本当に怪人から人類を守る組織なのか」と早くも疑問を持たれている。基地に至っては敵組織の首領に攻撃されてしまっている。
フェニックス学院…こちらもプロジェクトセカイが始動した翌年のアニメ作品に登場する学校で、こちらも「フェニックス」繋がり。しかし上記同様意味は違う。
エターナルフェニックス…こちらはプロジェクトセカイが始動した年と同時期の特撮番組に登場する形態で、こちらも「フェニックス」繋がり。こちらは鳥がモチーフの形態なので、意味は恐らくフェニックスワンダーランドの名前の由来と同じだと思われる。