概要
ロシアとボツワナの関係(ロシアとボツワナのかんけい、ロシア語:Российско-ботсванские отношения、英語:Botswana–Russia relations)は、ロシアとボツワナの両国関係の事である。
両国の比較
国名 | 政体 | 現在の首脳 | 国土 | 人口 |
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ロシア連邦 | 半大統領制 連邦共和国 | ウラジーミル・プーチン | 1712万5191平方キロメートル | 1億4718万2123人(2021年10月) |
ボツワナ | 議院内閣制 共和国 | モクウィツィ・マシシ | 58万1730平方キロメートル | 234万6179人(2022年3月) |
歴史
ソ連時代
1970年3月に外交関係を樹立し、同年9月にドミトリー・ザハロヴィッチ・ベロコロスが最初の駐ボツワナ大使となった。ソ連に関する問題は、当初ルサカ(ザンビアの首都)にあるソ連大使館を通じて処理された。ボツワナは西側寄りの傾向にも関わらず、1980年7月に開催されたモスクワオリンピックに出場した。
1977年1月に南ローデシアによるボツワナへの攻撃を非難する安保理決議403が採択され、ソ連はこの決議に賛成した。
1987年5月にソ連とボツワナは貿易協定を締結した。
ロシア連邦
1991年12月にロシア連邦が成立し、ボリス・ルベノビッチ・アソヤンが最初の駐ボツワナ大使となった。アソヤンはソ連時代の1990年8月に就任しており、ロシア連邦の成立後も1992年12月まで務めた。
2019年6月にロシアとボツワナは、サンクトペテルブルク国際経済フォーラムの傍らで査証免除協定を締結して同年10月に発効した。
軍事
2018年8月にロシアとボツワナは、共同での平和維持活動・軍事訓練に関する協力協定を締結した。