概要
Fateシリーズとスーパーロボット大戦がコラボした画像につけられるタグ。
Fateシリーズには様々なサーヴァントが登場するが、その中にはその時代にあってはおかしいようなロボットを呼び出すサーヴァントが登場し、挙句の果てには外見がもうロボットそのものであるというサーヴァントも存在する。
特に、ギリシャ系のサーヴァントが頭一つ抜けてこの傾向が強く、アヴィケブロンの幕間にてケイローンが「ギリシャ神話といえば大まかにロボ」とまで発言してしまっている。 次いで具足がもはやパワードスーツ状態の源氏一門や、夏王朝の古代文明の遺産を用いたサイボーグや人造人間のいる古代中国鯖が続く。
そんなことが起こっているせいで、ファンからは「もうFateもスパロボ参戦できるだろ」「FGOのスパロボ参戦はいつですか?」と言われる始末。
というか、2017年には実際に我らが奈須きのこと寺田貴信SSV(当時P)の対談が行われている。
ロボットなサーヴァント一覧
大きく分けて、宝具で呼び出すタイプと姿がロボそのものであるタイプの2タイプが存在する。
呼び出しタイプ
- アヴィケブロン
- 中世ヨーロッパのカバラ師で、ゴーレムを作り出し戦う。本人もロボットに興味があるらしく、「ゴーレムとロボットの違いは基盤がカバラか科学であるかどうか」とのこと。そして自身の幕間では『ギッチギチ第一回史上最強ロボコンテストinカルデア杯』を開催する。
- 坂田金時(ライダー)
- 平安時代に活躍した頼光四天王の一人。宝具に『摂津式大具足・熊野』というロボット宝具を持つ。しかもこのロボ、メインストーリーでその姿は見せていないが熊にも変形できるらしい。
- エウロペ
- ゼウスの妃で、宝具として青銅の巨人タロスを従えている。このタロスは胸からビームをぶっ放したり、戦闘での宝具演出では赤熱化した腕で相手を粉砕したりする。
- オデュッセウス
- ギリシャ最高クラスの指揮官で冒険野郎。彼は宝具でトロイの木馬に乗り込むのだが、この木馬、まさかの可変式ロボである。「木馬じゃないじゃん!」とか言ってはいけない。宝具演出では、木馬形態で宝具格納庫から発進、その後人型の殲滅形態に変形し胸部のビーム砲で相手を一掃する。しかし、トロイア軍は何故コレを入れようと思ったのか…。
- アンドロメダ
- 宝具でメカ鯨を召喚。本人もハイレグぴっちりスーツに着替える。
ロボットそのものタイプ
- チャールズ・バベッジ
- 蒸気機関を用いた世界初のコンピューターの考案者で、蒸気機関を搭載した全身機械鎧を常に身に纏っている。しかもその後のイベントで某数学教授に魔改造され、高速機動形態『バベッジ・ロコモーティブフォーム』への”蒸気大変形”が可能になった。
- フランケンシュタイン
- フランケンシュタイン博士により作り出された人造人間の少女。電気をエネルギーに活動する。普段はカタコトで唸り声を交えて喋るが、自称パパ(五十代・独身)が改造した結果、水着霊基となったと同時に喋り方が流暢になった。
- メカエリチャン、メカエリチャンⅡ号機
- 刑部姫によってエリザベート・バートリーをモデルに作り出されたロボット2機。正式名称「メイガス・エイジス・エリザベート・チャンネル」。どちらも鋼鉄のボディに様々な武装を備え付けている。ギャグイベントにて製造された機体ではあるが、その戦闘力は侮れない。おまえらはどこのロボット怪獣だ。
- 項羽
- ガラテア
- オリュンポス十二機神
- 外宇宙からやってきた星間航行船団とも言うべき機械の神々。普段は人型のアバターで活動しているが、その本体と言える真体はとてつもなく巨大。しかも、何かあった時は奥の手として合体もできるらしい。
- 源為朝
- 日本に於いて人間とは思えないような逸話を数多く残した対軍戦闘もののふユニット。人呼んで、平安のモビルスーツ。何故平安時代の日本がこんなものを作れたのかは不明。メカニカル弓術による自動追尾システムにより調整されたその矢の一撃は、もはや砲撃とも呼べる代物と化しており、たちまち命中すればあらゆるものを粉砕する。宝具に至っては完全にコレである。
共通出演者
※スーパーロボット大戦サイドはオリジナルキャラのみお願いします。
※1:『Fate/Grand Order』及びその関連作品の主題歌も担当。
※2:『無限のフロンティアEXCEED』の主題歌も担当。
その他共通項
スーパーロボット大戦 | Fateシリーズ | |
---|---|---|
主題歌 | ||
遠藤正明 |
|
|
関連声優 | ||
榊原ゆい | レオナ・ガーシュタイン |
|
谷山紀章 | 『スーパーロボット大戦 オリジナルジェネレーション INFINITE BATTLE』OPテーマ | 森長可 |
関連イラスト
関連動画
余談
紫雲統夜は『スーパーロボット大戦J』(2005年9月15日発売)男主人公として初登場した『スーパーロボット大戦シリーズ』のキャラクターであるが、前半専用曲は「Fate」、後半専用曲は「Limit Over」。『スーパーロボット大戦J』オリジナル敵勢力「フューリー」ボス格の専用曲は「Moon Knights」であったため「Fate/Moon Knights」などというネタもあった。
『スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ』(2016年6月30日発売)でのOG参戦による再登場により『スーパーロボット大戦J』初出キャラクター達に新たに担当声優が設定されたものの、上述の通り何の因果か既に『Fate/Grand Order』において藤丸立香(男)役を演じている島﨑信長氏が統夜役に選ばれ「“Fate”という単語と深い縁を持つ主人公を二度演じる」という奇縁も生じ「Fate/Limit Over」というネタも生まれることとなった。
カティア・グリニャール(日笠陽子氏)、メルア・メルナ・メイア(茅野愛衣氏)、フェステニア・ミューズ(東山奈央氏)、シャナ=ミア・エテルナ・フューラ(早見沙織氏)の4名も『スーパーロボット大戦J』のヒロインとして初登場したため、中の人繋がりのスパロボJネタ編成も一興かもしれない。
関連タグ
外部リンク
【寺田P×奈須きのこ:対談】庵野「シャアをエヴァに乗せて」→スパロボPはなぜ断ったのか!? Pが語る原作とゲームの狭間の葛藤。そしてFGOがスパロボから継承したもの