「猛きエスムは卑小なサルダを狩るのにも全力を尽くす!」
CV:冨樫かずみ
概要
ジェミニスの副隊長。
敵対組織には容赦ないが、基本的に高潔で真面目な軍人。
ただし型に嵌って融通が利かないタイプでは決してなく、緊急事態には臨機応変に対応出来る面も。
休養を取りに来た時にヒビキ・カミシロと出会い、彼に自暴自棄に至る前のガドライトの姿を重ね見ている。
ボン太くんのファンの一人。
実はジェミナイ最後の女性の生き残りであり、後世に遺伝子を残すための最後の希望であり、ジェミニスのメンバーは皆彼女を必死に守っていた。
その理由として惑星ジェミナイの人間は完全母性遺伝であり、父親が誰であれ生まれてくる人間はジェミナイの遺伝子構造を100%確実に保有するため。
それは逆に、例えジェミナイの男が異星人を妊娠させることがあっても「ジェミナイ」という人種の存続には全く繋がらないという事実でもある。
…恐らくこの事情から「種として不完全である」とされ、「サイデリアル」によって惑星ジェミナイは滅ぼされたのではないだろうか?
時獄篇終盤においてガドライトがヒビキ達の手で討たれると、監視者として送り込んだガドライトがその意志を外れて蒼の地球を滅ぼそうとした制裁として派遣された尸空の手によって殺害された。
ジェミナイ最後の女性であった彼女の死によって、その血筋は完全に絶たれ、ジェミナイは真の意味で絶滅することになった……。
かに思われたが、実は妊娠していたらしく死の直前に無事に双子の女児を出産していた。
名前は「アンナ」と「ロッタ」であり、彼女らによってジェミナイの血筋は守られてゆくだろう。