CV:庄司宇芽香
概要
ガーディム所属の一等武官。
眼鏡をかけた巨乳の金髪美女で一見すると理性的な女性であるが、本性はガーディム人特有のプライドが非常に高い高慢な性格で、合理化・効率化の実現のために「美しさ」を重視しており、
「だ・ま・り・な・さ・い!」
などといったように言葉を一言一言強調するような口調になる癖がある。
ガーディムが尊ぶ合理や効率を「美しい」と評して執着し、逆にガーディムが否定している非効率的な行為を「美しくない」と蔑んで忌み嫌う。
感情や精神論といった不安定なモノは彼女にとっては典型的な蔑視の対象で高みから他者を見下し、自分からは積極的に前に出ず後方で指揮を執りながら配下の機動兵器等で圧殺する戦法を好む。
また、人の情を利用した下衆な策や言動をするなど策略家としての側面が強く、勝利のための味方の死や犠牲をさも当然であるかのように受け止め平然としているなど、良心の欠片も無い非情さという点では指揮官としては優れた素質を持つが、人間としては最低の部類に入る。
しかし一方で、想定外の事態には弱く、プライドの高さもあって自身が敗北しても頑なに「劣等種族に自分が敗北した」という事実を認めず、何かと言い訳を付けて「自分は負けてない」と言い張る欠点を抱えている。 早い話がかなり強情な負けず嫌いな性格。
独特の美意識から、戦闘時の台詞で各ロボットに対するレビューを聞くのも一興である。
以下、ネタバレ注意!!
本人は自覚が無かったが、部下のグーリー同様、ガーティムの人間を再現されたアンドロイドであった。
既に彼女のデータの収集も終えたこともあってか、最後はアールフォルツ・ローム・ハルハラスに用済みとして処分された。
最後まで自分の非を認めようとしない彼女は、その往生際の悪さを「美しくない」と言い捨てられ、自身のアイデンティティを真っ向から否定される形で皮肉な末路を迎えた。
地球艦隊・天駆とあまり積極的に交戦しなかったためかグーリーと違い、彼女をオリジナルとするコマンダーの中にジェイミーとしての自我に目覚める個体はいなかった。