「戦う事は、俺の生命そのもの…!そして、スピードを求める事が俺の生きている意味だ!」
CV:田中一成
概要
ガーディム第8艦隊に所属する二等武官(部隊長)。
愛機は上級攻撃機「ブラーマグ」。
人物像
容姿
モヒカンの様な髪型に仕立てた青い髪を持ち、や鋭い目付き、袖が全て破れた軍服を裸の上半身に着込んだワイルドなチンピラみたいな男。
性格
好戦的で、合理化・効率化の実現手段として「スピード」の追求を信条としており、その邪魔をする者の存在を許さず、自分より遅い者を「ノロマ」と蔑み見下すことを辞さない。
また、スピードを追求するがあまり、結果までの過程をも早く終わらせたがる傾向がある。
見た目通りの荒々しい言動・態度を取るが、軍人らしく命令には忠実で上官には荒っぽい発言は控えた態度を取り、ガーディム所属ということもあって案外理性的。
一方で戦士としての矜持やプライドを持ち、主人公には小細工や不意打ちなどの卑劣な真似を弄さず真っ向勝負を挑むことが多いなど根は熱血漢。
劇中の活躍
初めて「地球艦隊・天駆」と交戦したガーディム側の人間。
やられて戦死したかと思いきや何事も無かったかのように復活するなどしぶとく、何だかんだで主人公とは腐れ縁じみた因縁を作ることになる所謂ライバルポジション。
しかし、やられて復活する度に主人公達との戦いの記憶が消えているようで……?
そして中盤での戦いでも敗北し、復活することも無いと思われたが終盤にてまさかの復活。
主人公との出会いと戦いが精神的に変化をもたらしていたらしく、幾度かの感情を発露を経て、遂に自らの生まれの縛りから逸脱するまでに至った。
スリニバーサ内に捕えられた主人公達を逃がした後は、己の意地とプライドの全てを賭けて「マーダヴァ・デグ」を駆り、主人公とナインに小細工抜きの一対一の真っ向戦いを挑む。
結果、主人公との激闘の果てにグーリーは敗北。
「いいスピードだったぜ、俺達…」
しかし己の思うがまま自由にスピードを楽しみ、宿敵である主人公と心置きなく全力で戦えたことを満足しながら機体諸共爆死した……。
余談
名前の由来は恐らく、ロシアの数学者「グリゴリー・ペレルマン」と思われる。
担当声優の田中一成氏は『スパロボV』発売前の2016年10月10日に死去しており、今作が事実上の遺作となった。
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以下、ネタバレ注意!!
スーパーロボット大戦Tのエキスパンションシナリオ第2話で、まさかの再登場。
前述の通り田中氏が鬼籍に入っているため、音声はライブラリ出演となっている。
当初はソウジやチトセ達に関する記憶を失っていたが、宇宙ルート第8話「ガーディム再誕」にて記憶を取り戻し、敗北後にソウジやチトセ達に自分の知り得る情報を全て伝えようとしたが、背後からアールフォルツの攻撃を受け、落命してしまった……。