プロフィール
※ このプロフィールは本百科の推測であり公式によるものではないため注意。
概要
『Fate/Samurai Remnant』に登場するライダークラスのサーヴァント。
DLC第3弾『断章・白龍紅鬼演義』において、逸れのライダーとして登場する。
真名
中華大陸の後漢末期から三国時代にかけて活躍した蜀漢の武将、『趙雲子龍』。
当初は故郷の推挙により後漢の将軍である公孫瓚に仕えていたのだが、この時に彼に身を寄せていた後の蜀の皇帝・劉備と出会い、彼と親睦を深めていった。その後、公孫瓚の没後に仕えていた袁紹を頼り、魏の曹操に追われていた劉備がやって来た際に再会を果たし、趙雲は彼と共に袁紹の配下を脱して以降は劉備に仕える。また、長坂の戦いにおいて、敵地に置き去りにされてしまった劉備の子である阿斗(劉禅)や、その母である側室の甘夫人を一騎で敵陣を駆けて救出した逸話が有名である。容姿については長身で顔つきが際立って立派だったと『三国志』では伝えられている。
人物
一人称は「私(わたし)」。
真っ直ぐな性格をした正統派の英雄で、過去のしがらみに縛られない。
その一方で、猪突猛進なところもあり、思い込んだら一直線なタイプ。
能力
ステータス
マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
---|---|---|---|---|---|---|
なし | A | B+ | A | D | B | B+ |
保有スキル
対魔力(D) | 魔術への耐性を得る能力。 |
---|---|
騎乗(A) | 乗り物を乗りこなすための能力。 |
単独行動(C++) | マスターが死亡したり、マスターと契約を解除しても行動可能。現状単独行動のランクがC++なのはコンスタンティノスと趙雲のみである。 |
宝具
青釭剣(せいこうけん)
- ランク:C
- 種別:対人宝具
- レンジ:1
- 最大捕捉:1人
『三国志演義』で趙雲が手に入れた幻想の名剣。曹操が持つ倚天剣と対を為すと言われている。
サーヴァントとして現界した趙雲は、これを愛槍と併用して使い、敵を泥のように切り捨てる。
長坂坡の一騎駆け(ちょうはんはのいっきがけ)
- ランク:EX
- 種別:対人宝具
- レンジ:1
- 最大捕捉:2人
「切り拓く!」
「有象無象は引っ込め!我が道を、ただただ駆けよう!我が主よ、御覧あれ!」
正史及び『三国志演義』において言及された逸話が、宝具として昇華されたもの。長坂の戦場で逸れた、主君・劉備の妻と子を捜し当てた趙雲は、正史においては甘夫人と子を『三国志演義』においては糜夫人より託された子を、曹操軍の包囲網を突破して、劉備の元へと送り届けたと伝わる。
宝具発動中、趙雲は魔術を含めたあらゆる行動阻害をキャンセル可能となる。
目的地に辿り着く、あるいは目的を達成するまで、バーサーカーの「狂化」以上のステータスボーナスを獲得する。この宝具が一度発動すれば、光り輝く一条の閃光が戦場を貫いていくという。また、この宝具はマスターを安全地帯へ送り届ける、という点において突出した性能を持っている。
関連人物
生前
自身と同じく三国時代に活躍した武将で、盈月の儀においてアーチャーとして参加した。
あちらは中年時代の趙雲の姿しか知らないので、若い姿に不思議な印象を抱かれている。
自身と同じく、三国時代に活躍した軍師達。特に孔明は同僚でもある。
劇中においても、共闘した孔明のことについて回想するシーンがある。
主君である劉備の息子。連鎖召喚の形で盈月の儀に幼子の姿で現界した。
鳥の怪異に攫われ、吸収されてしまった彼を救出するために動いていた。
Fate/Samurai Remnant
子供の姿となった彼女と共に、子供達の失踪事件を追っていた。
お互いに裏表のない性格であるため、相性はかなり良好だった。
余談
演者の阿座上洋平氏は『Fateシリーズ』は初登板だが、『月姫−A piece of blueglassmoon−』にてミハイル・ロア・バルダムヨォンを演じている。また、アビゲイル役の大和田仁美氏の夫でもある。