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過去の過ちを……繰り返すわけにはいかんのだ。マイや……アヤに対しても

CV:麦人(ディバイン・ウォーズ/ジ・インスペクター)

概要

SRX計画の参加者の1人。アヤ・コバヤシマイ・コバヤシの父でもある。

外見は禿頭で口ひげに丸メガネの風貌で、頭部の脳にあたる辺りには傷口がある。

かつては「特脳研」(特殊脳医学研究所の略)の研究者であり、人間の念(αパルス)を研究していた。念動力の存在を証明し、それを引き出す装置・「T-LINKシステム」をイングラム・プリスケンと協力して開発した。

巷の噂では「人間の脳以外、興味がない」負の研究者としてのイメージがあり、その噂に違わず人間を半ば実験道具としか見てない面がある。

その一方で、2人の娘に対しては親としての情愛に満ちているが、それを表面には出さず厳しさを前面に出している。

また、かつての特脳研で起きた事故が原因なのかは分からないが、人間を道具として使うあまりアヤやマイを見てやれなかったことへの後悔を抱えているなど、単にマッドサイエンティストとも善人とも割り切ることの出来ない二面性を持つ。

ただ地球の危機に対しては如何なる方法も辞さない覚悟を持っていることは、アヤやマイらSRXチームも理解している。

なお、ゲームだけ見るとOG2で急に善人化したようにも見える(α外伝でも伏線は描かれている)が、スーパーロボットスピリッツの前日譚を描いたノベライズで既にケンゾウが父親としてアヤを大切に思っている人物であることが描かれている。

人間関係

アヤ・コバヤシ

娘であるが、実はケンゾウの娘という確たる事実はない。

SRXチームの要を強要しているものの、お互い嫌っているどころかむしろ心配し合っている。

ケンゾウがアヤに過酷な実験を繰り返すのも、全てはSRXの生体パーツ的な側面を持つ彼女を生き延びさせるためであり、アヤもそれを理解しているからだろう。

マイ・コバヤシ

養父として引き取る。

課せられた運命に立ち向かうよう促す。

イングラム・プリスケン

念動力研究の第一人者であり、彼と共に「人間を超える存在」を追究していた。

ヴィレッタ・バディム

死亡したイングラムの後継ぎとして、共に研究を進めている。

カーク・ハミル

SRX計画のメンバーであり、T-LINKシステムの運用を一手に任されている。ケンゾウとは性格は似ている。

ロバート・H・オオミヤ

SRX計画のメンバー。彼の場合は実験道具として使うことに難色を示している。

リュウセイ・ダテ

彼の念動力を研究しているが、それ以前に彼の母親にも関連がある。

また、彼に対しては無理に実験を行うなどの行動は取っておらず、現在のケンゾウの基本的な方針がうかがえる。

ライディース・F・ブランシュタイン

過酷な研究を見て、彼も過去のヒュッケバインの暴走事故を思い起こして複雑な心境である。

それゆえ、自分が課せられた使命を心に刻んでいる。

ユキコ・ダテ

リュウセイの母親。かつての被検体。

アギラ・セトメ

かつて彼女と共に研究を行っていたことがある。

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