概要
- ランク:B++
- 種別:対国宝具
- レンジ:2〜80
- 最大捕捉:400人
トロイア戦争の切り札になった「トロイの木馬」
アイギス接続。宝具格納庫より発進。多重加護同時連結。魔力増大。殲滅形態で叩く!『終焉の大木馬(トロイア・イポス)』!……こいつで決まりだ
トロイア戦争末期、オデュッセウスは一計を案じ、トロイア内部へと巨大な木馬を運び込ませた。
木馬にはギリシャ兵(アカイア兵)が多数潜んでおり、敵を内側へ招き入れる結果となったトロイアは内外からの攻撃を受けて陥落。アカイア軍は遂に長い戦いの勝利を得たのだった。
記述によれば、オデュッセウス自身も木馬の中に入り、兵士と共に戦ったという。
宝具としての『木馬』の実態は、女神アテナによるアイギスの祝福を思わせる、神鋼の装甲に覆われた大型の乗騎である。
ギリシャ神殿風の格納庫に待機したメカメカしい純白の大馬に乗り込み、リフトオフ。
真名解放によって召喚された木馬は、発進後に巨人にも似た人型ロボット型の殲滅形態に変化する事で、トロイア戦争の苛烈さを思わせる大破壊をもたらす。
木馬じゃないじゃん!だが、オデュッセウスはこれを「木馬」と言い張るのである。どこのホワイトベースだ。
もしかしてちょっと言えないとこから持って来たのだろうか・・・・・?
当然我々の知る史実伝承における木馬ではなく、型月世界の独自設定。
そしてヘクトールのお返し礼装に描かれたトロイの木馬ともだいぶ違う(そもそも彼の死後に起こった故事なので形が違うのは無理もないだろう)。
オジサンの言う通り、パリスたちトロイア軍はなぜこれを城門の中に入れたのか。敵の強力な兵器を鹵獲したという見方もできるが、やはり男のロマンに惹かれたのだろうか…?
曰くこんな造形になった理由としては、アカイア軍の独自技術の他、支持したオリュンポス神達からのアプローチも関係している模様。真体持ちのオリュンポス勢が関わっているのなら当然といえば当然である。
元々原典のギリシャ神話には、神々の製作したスーパーロボットタロスがおり、本作ではお互い宝具として共演が可能。
その他としては、複数人が乗り込むという戦隊ロボを思わせる設定や、コンピューター用語としてトロイの木馬が存在するからなどの理由からだろうか?
ゲーム上での性能
カードの種類はArtsで、効果は【自身の宝具威力をアップ(1T)<オーバーチャージで効果アップ>+敵全体の防御強化状態を解除&敵全体に強力な攻撃】。
防御強化解除が先行するため、無敵・回避などでの防御を吹き飛ばしつつ全体攻撃が行える。
この特性上、天草四郎同様にボスで出てくると非常に厄介な相手となっている。
一応こちらはガッツが解除できないという抜け穴が存在するため、該当効果や強化解除耐性を上手く使って凌ぎたい。
関連タグ
エンシェントトロイアモン:同じくメカメカしいトロイの木馬だが、人型ロボットには変形しない。
トロイ(ダンボール戦機):トロイの木馬がモチーフの人型ロボット。
アウセンザイター:人型と馬型の2つの形態を持つロボット。