アルシーヴ
あるしーゔ
「警戒を怠ることなく、為すべきことを為せ」
※この記事は第1部のストーリーの結末のネタバレ情報を含んでいます。 |
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プロフィール
概要
アプリゲーム『きららファンタジア』にて敵の首領として登場するキャラクターで、配下の「七賢者」を使役してクリエイト(きらら作品のキャラ)を捕まえ、彼女達のクリエを狙う。
赤色の瞳に桃色のロングヘアが特徴の女性で、白色のマントに鎧のような肩パッドを身につけている。
人物~女神を封印した筆頭神官~
女神ソラの側近を務める筆頭神官で、常に凛としており、賢明な人物。
女神候補生のランプから「アルシーヴ先生」と呼ばれ、慕われていた。また、女神候補生だった頃のメディアやハイプリスの時も先生を務めており、ソラと共に慕われていた。
ソラと共に豊かな自然に満ちた幻想的な世界「エトワリア」を統治してきた。
しかし、ソラを封印した上に、禁忌の召喚魔法とされる「オーダー」にまで手を伸ばし、世界の平和を乱すがその目的は不明で七賢者のほとんども理由を知らない。
大の温泉好きであり、エトワリアの名のある温泉はほぼ巡っている。
能力
- 遊星召喚
星を召喚して落とす高度な魔法。
アルシーヴのとっておき「ルナティック・ミーティア」とは同系統のようだ。
- 禁呪「オーダー」
異世界から相手の意志に関係なく、強制的に相手を召喚する魔法。
コールとは異なり本体ごと召喚するが、相手がいた元の世界を壊してしまう危険性をはらんでいる。
副作用としてオーダーが行使された場所の周辺一帯に呼び出した相手に関連した異変を引き起こしてしまう恐れがある上に、術者のクリエを削ってしまう。
アルシーヴが禁呪を犯してまでやる意味とは……?
物語での動向
メインシナリオ第1部『封印されし女神』
七賢者達にオーダーされたクリエメイトを捕獲するように命令を出していた。
1章『この世界でも、笑顔を』
シュガーが作戦失敗して神殿に戻ってきた際に「コール」を使う召喚士のことを知る。
2章『続きから▷港町』
セサミの所に立ち寄っており、セサミから八神コウと遠山りんを確保したことを聞く。今後のセサミに期待して神殿へ戻った。
3章『さばくぐらし?』
カルダモンが直樹美紀の確保に成功したが、カルダモンからは過酷な育ちを歩んだみきのことを気に入り譲ってほしいと言われるが、「ダメだ」と断っている。
4章『Aのはざまにて』
きらら達の前に初めて現れ、バトルできららを圧倒する。これで刃向かおうとは思わないだろうと判断し、トドメを刺さずにソルトと共に神殿へ戻る。
5章『きんいろパニック』
しかし、きららの慰めで再びランプが立ち上がったことにジンジャーが敗北したことによって、きららが「パス」を感じられることを知り、出立の準備をしている。
6章『進め!デバッグ探検隊!』
フェンネルが敗れた後に再びきらら達の前に現れる。
バトルではきららを圧倒な差を見せつけた前とは違い今回は互角の戦いをしていたが、きららが強くなっただけでなく、アルシーヴはオーダーを使い続けた反動で弱くなってしまっている。
きららに追い込まれそうになったが、フェンネルに守られ退いた。
7章『エトワリア学園情報処理部』
ハッカがきららに対してアルシーヴとソラの記憶を見せていたが、アルシーヴが突然現れて「余計な真似を」とハッカを気絶させ、神殿に持ち帰る。
8章『導かれし未来』
神殿で七賢者達(ハッカを除く)がきらら達に次々と倒され、ソラの部屋できらら達と激突し、敗北。
そしてアルシーヴが倒れたことによってソラの封印が解けて目が覚めたが、きららからはソラの中には嫌な呪いを感じ取る……。
⚠️アルシーヴの真意
【!警告!】 |
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ここから先の項目には、「きららファンタジア」の第1部8章の結末のネタバレが含まれます。未プレイ、または8章をプレイしていない場合は閲覧注意です。 |
遡ること本編の開始前、ソラ>ソラが何者かによって呪いをかけられ、呪いを解くには大量のクリエ(きららファンタジアの世界におけるエトワリアの住民たちの生命の源)が必要となった。
しかし、肝心のクリエを生み出しているのが他ならぬソラが書く聖典であったためソラの呪いを解くのは極めて難しいことだった。
ソラを封印したのは他ならぬソラからの願いであり、呪いによってソラが死んでしまうのを回避するための延命措置でもあった。そのことを知らないランプは封印する所を目撃し、アルシーヴが裏切ったと勘違いをしてしまう。
アルシーヴはその場に居合わせていたハッカ以外にはソラのことは秘密にし、ソラへの接触はハッカを通すように通達を出した。
クリエを多量に含む魔石を探しに行くなど考えうるあらゆる手段を尽くしたがそれでもソラの解呪には足りず八方塞がりになったアルシーヴは最後の手段として禁忌であるオーダーに手を出したのであった。
オーダーは反動として術者のクリエを大幅に消費するため、アルシーヴ自身もどんどん衰弱しており、きらら達との最終決戦の時には立っているのもやっとなほどであった。
これまでの幾度にもわたるオーダーによる反動でクリエを使い果たしたアルシーヴはソラとともに命を落とす寸前であったがランプがこれまでの旅を記した日記が新たな聖典としての役割を果たし、ソラとアルシーヴは一命をとりとめたのであった。
その後、きららやランプ達とも和解し、きららからはさん付けされ、ランプも以前のように「アルシーヴ先生」と呼ばれている。またランプ以上にクリエメイトのことになると暴走するソラに困り果てていた。
メインシナリオ第2部『断ち切られし絆』
第1部の一件が解決した後はしばらく時が進んでいた。
1章『まちカドまおう』
きらら達がこの世界にやってきた住良木うつつの故郷を探すために旅を出るのを見送っている。
ヒナゲシを撃退した後に、通信機を通してランプ達にリアライフについて教えた。
4章『うつつはひとりぼっち』
きらら達に通信機が繋がらなかった際に、カルダモンにうつつに手紙を渡すのと手助けするよう命令している。
6章『はじまらなかったものがたり』
ランプとは昨日の晩に話しており、ランプが「次はどこへ行けばいいんでしょう?」と質問されるが、その質問に「仲間を信じれば行くべき場所へ辿りつける」と返している。
音楽の都の事件解決後にフェンネルが毒に侵されたカルダモンを発見し、神官では治療できなかったことでアルシーヴが音楽の都に行き治療をしていたが、いくつかは知らない毒があり完全には解毒することはできなかった。カルダモンから七賢者達がリアリストによって標的にされている事を聞き、きらら達をリアリストから七賢者達を守ってほしいと命令する。
7章『連鎖する悪夢』
カルダモンの治療後はソラの神殿へ戻り、七賢者達を集めてリアリストの対策を考えていた。
その後はメディアからリアリストが写本の街が襲われることを知るが、きらら達と七賢者達が写本の街へ向かうが、自身はソラの神殿を守るためにこの場に残った。
写本の街にリアリストを追い出した後は、リアリストによってソラの神殿に襲われてしまい、さらわれてしまった。
8章『旅の終わりは近づいて』
辺境の大神殿で幽閉されるがフェンネルとカルダモンによって救出された。
しかし、ソラとのパスが断たれたことによって衰弱が激しく、フェンネル達はアルシーヴをソラの神殿へ送ることにした。
最終章『終わってから始まる物語』
きらら達がソラの神殿へ戻ってきた際にはアルシーヴはいなかった。
おそらくはアルシーヴのあまりの衰弱からソラの神殿へ戻る前に別の所で一休みしたと思われる。
リアリストの壊滅後はソラとのパスは復活したと思われる。
戦闘
初戦闘は第1部4章30節。戦闘スタイルは杖による魔法攻撃。属性は月。攻撃は全て魔法で統一されている。
チャージ技は4章30節では9999固定ダメージの全体物理攻撃の「イビルストーム」、Normalの6章31節とNormal第1部6章32節、Normalの8章27節では999固定ダメージの敵全体魔法攻撃の「イビルストーム・デミニッシュ」、 Hardの6章31節と6章32節、Normalの8章27節では1332固定ダメージの「イビルストーム・ウェイン」、8章27節では敵全体に現在のHPの98%のダメージを与える敵全体魔法攻撃の「イビルストーム・ジエンド」、Hardの8章27節では1024固定ダメージの敵全体魔法攻撃の「イビルストーム・ディクリース」と1492固定ダメージの敵全体魔法攻撃の「イビルストーム・ディジェネレーション」を使用する。
4章30節、6章31節、6章32節、8章27節の四回戦うが、このうち4章30節と6章31節は負けた場合でも物語が進む。
4章30節では敵全体のMATをアップする「マジックアップ」と敵全体のMATをアップする「レインフォース」を使用してから三連続で9999固定ダメージの全体物理攻撃の「ダークマター」を使用するという構成でDEFとMDFが高いため正攻法で倒すことは不可能に近いが、チャージダウンや腹ぺこ、麻痺などを組み合わせることで実際に勝利したという前例もある。
基本的な技構成は4章30節を除き敵単体魔法攻撃の「ダスクブランド」と敵全体魔法攻撃の「ディムバースト」、敵全体のSPDをダウンさせる効果のある敵全体魔法攻撃の「シャドウバインド」。
6章31節と6章32節では敵全体の月耐性をダウンさせる「テラーミラージュ」、自身が混乱状態に陥っている場合に自身に32768固定ダメージを与えて混乱状態を解除する「ファンブル」を使用する。また、自身のMATを上昇させる「迸る魔力が禍々しく揺らめいた」も使用し、6章31節の場合は敵全体に6666の固定ダメージを与え、自身のMATをダウンさせる「ダークマター」、6章32節の場合は敵単体に6666の固定ダメージを与え、自身のMATをダウンさせる「ダークマター・フラグメント」を使用する。 Normalでは自身のDEFとMDFがダウンする代わりに自身を回復する「サクリファイス」を使用するが、Hardでは自身のDEFとMDFがダウンする代わりに陽耐性を上昇させ、ダメージカットのバリアを二枚貼る「ブラッドチャリス」を使用する。Hardの6章31節と6章32節、8章27節に限り自身のMATを上昇させる効果のある敵単体魔法攻撃の「モーングレイブ」も使用する。
8章27節では敵全体のMDFをダウンさせる効果のある敵全体魔法攻撃の「グリムヴォルテクス」、敵全体の月耐性をダウンさせ、自身の陽耐性をアップし、敵全体魔法攻撃のスキルカードを99枚設置する「ミアズマ」、自身に十回だけ攻撃を大きくダメージをカットするバリアを貼り、DEFと陽耐性を上昇させる「為すべきことを為す…それが私の使命…!」、敵全体に6666の固定ダメージを与え、自身のMATをダウンさせる「ダークマター」などを使用する。Normalの場合は風属性に対して優先度の高い炎属性の単体魔法攻撃の「フレイムソード」、炎属性に対して優先度の高い水属性の単体魔法攻撃の「アイスジャベリン」、水属性に対して優先度の高い土属性の単体魔法攻撃の「ストーンハンマー」、土属性に対して優先度の高い風属性の単体魔法攻撃の「ゲイルアロー」を使用するが、Hardの場合はMAT上昇スキルをいくつか使用した上で敵全体の他属性の攻撃を行わなくなった代わりに月耐性ダウンと敵全体魔法攻撃のスキルカードを99枚設置する効果のある敵全体魔法攻撃の「時間切れだ。許せ……私にも守るべき使命がある……!」を使用する戦法を使うようになり、実質ターン制限が付いた。
チャレンジクエストには未登場だが、作家クエスト・からみねーしょんの28節に登場している。シュガーとは異なりクリエメイト版アルシーヴのスキルは搭載していない。
Normalの6章32節に近いが、「テラーミラージュ」の代わりに敵全体の月耐性をダウンさせる「そ、そんな事より、お前達の腕は鈍っておるまいな?」を使用する。
ホワイトデーイベント「復讐のホワイトデーコロシアム」にも登場しており、この時はアルシーヴとタッグを組んでいる。このイベントでは属性が土に変化しており、チョコレートに因んだスキルを多数披露した。
このイベント時のチャージ技は自身のMAT上昇効果のある「チョコチップミーティア・メテオ」と【挑戦状】と【超高難易度】の時のみ9999固定ダメージの敵全体魔法「チョコチップミーティア・コスモ」を使用した。また、状態異常のキャラクターに対して威力が上昇するスキルや回復効果のあるスキル、ダメージカットを貼るスキルなども使用し、【超高難易度】では2000固定ダメージの敵全体魔法攻撃の「これほどとは…これならどうだ!?」も使用した。
七賢者チャレンジクエストラッシュ!にはシュガーと共に実装されていなかった期間限定のクリエメイト版アルシーヴのスキルの一部を搭載したチャレンジクエストバージョンのアルシーヴが登場した。
チャージ技は敵単体と自身に1回だけ攻撃を少しカットするバリアを張る効果のある101010確定ダメージの敵単体魔法攻撃の「ダークマター・バイオレーション」、自身に1回だけ攻撃を少しカットするバリアを張る効果のある現在HPの99%のダメージを与える敵全体魔法攻撃の「イビルストーム・オープン」、自身に1回だけ攻撃を少しカットするバリアを張る効果のある敵全体魔法攻撃の「ルナティック・ミーティア」。
「ダスクブランド」、「ディムバースト」、「シャドウバインド」、「モーングレイブ」、「グリムヴォルテクス」以外に敵単体に1回だけ攻撃を少しカットするバリアを張る効果のある101010確定ダメージの敵単体魔法攻撃の「ダークマター・レイド」、自身のチャージカウントを増やす「ワイルドカード」、自身の全てのステータスダウンをリセットし、自身に99999 回だけ攻撃をカットするバリアを張る効果のある敵全体魔法攻撃の「ブラックフォッグ」、自身のMATとSPDを上昇させる「ドロー」を使用する。
プレイアブル化
「筆頭神官、アルシーヴ。求めに応じて手を貸そう。
……ところで、ソラ様を見なかったか?
そうなんだ、今日も神殿を抜け出して……。
いや、忘れてくれ。とりあえず、よろしく頼む。」
★5アルシーヴ【期間限定】
8章追加後の2019年1月29日に「きららファンタジア期間限定ピックアップ召喚」にて月属性のまほうつかいとして実装された。
武器・攻撃エフェクトは特殊な演出がかかるという優遇っぷり。
とっておきは自身の魔法攻撃を上昇させ、とっておきゲージを増やす効果のある敵全体魔法攻撃の「ルナティック・ミーティア」。
その他に敵全体魔法攻撃の「ルナティック・レイ」、とっておきゲージを増やし、自身の狙われやすさと有利属性へのダメージを上昇させる「ワイルドカード」を使用する。
3周年記念前の2020年12月10日に専用ぶきが実装され、2022年10月27日に最終進化が解禁された。
★5アルシーヴ【お正月/期間限定】
2021年のお正月イベントで月属性のそうりょとして実装された。
とっておきはとっておきゲージを増やし、味方全体のMATを上昇させ、味方全体を回復させる「ルナティック・ハツモウデ」。
その他にとっておきゲージを増やす効果のある敵単体魔法攻撃の「ルナティック・カルタ」、味方単体を回復させ、リキャストを減らす「三杯のお屠蘇」を使用する。
2022年3月30日に専用ぶきが実装された。
★5アルシーヴ【クロスキャラ/期間限定】
2021年の4周年記念で月属性のせんしとして実装された。
とっておきは敵単体物理攻撃の「ルナティック・ロイヤリティ」。
その他に敵単体物理攻撃の「ルナティック・スラッシュ」、とっておきゲージを上昇させ、自身の有利属性へのダメージを上昇させ、自身のATKを上昇させる「エスコート」を使用する。
★5アルシーヴ【温泉/期間限定】
2022年3月30日の温泉イベントで月属性のアルケミストが実装された。
とっておきは敵全体魔法攻撃と敵全体のDEF・MDFをダウンさせ、とっておきゲージを増やす「ルナティック・オンセンマナー」。
その他に敵全体に魔法攻撃と敵全体の月耐性・陽属性をダウンさせる「ルナティック・サルファー」、敵全体に魔法攻撃ととっておきを上げる「ルナティック・ミルク」を使用する。
進化させると入浴時の姿になるが、とある部分が薄いことが判明した。
きらら達と和解した後はイベントに登場し、クリエメイト達の面倒を見ることが多いため、★5の数が4つと多く、ランプ同様にイベントボーナスとして選出されることも多い。
実装後やイベントでの彼女
と、第1部のラスボスとしての貫禄に恥じない性能っぷりではあるがゲームの仕様上仕方ないとはいえマイルームで店長型座椅子に満面の笑みで座ったり[[ティッピーのラテアートを作るなど本編のシリアスさが嘘のような、人によってはキャラ崩壊を起こしているのではないかとさえ思うほどの行動を見せる。
上記のようにメインシナリオ上では非常にシリアスな設定のキャラだが、イベントではもはやネタキャラになってしまっている。
生真面目過ぎる性格故にソラから教わったであろう偏った知識(負けたらコロシアムの土を持って帰る、野球の実況で言葉のあやを勘違いするなど)を実行に移すなど天然さも見せている。意外にも笑いの沸点が低いようであり、親愛度を上げることで解放されるストーリーや後述のイベントなどではシュガーやジンジャーが放ったダジャレで太ももを思いっきりつねって笑いをこらえるという意外な一面を垣間見ることもでき、後の『からみねーしょん』や『年末年始特番!お正月だよエトワリア』などでも見られる。その為、ダジャレを連発するはるみを苦手としている。『大騒動!エトワリア同人誌即売会』では裕美音と美雨が描いた自分とソラの同人誌を見てトラウマになるほどウブさを見せた。
そして『ブライダル・オア・ヘル』では遂に公式からもギャグキャラ扱いされてしまった。
偶然かどうかはわからないが、「アルシーヴの新規キャラが実装される度に、日笠陽子氏がCVを当てるキャラも同時、あるいは近い時期に実装される」というジンクスがある。