概要
GUND(ガンド)とは、アド・ステラで開発された身体拡張技術である。
アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 前日譚「PROLOGUE」では「宇宙環境で生じる身体機能障害の補助を目的とした医療技術」と説明された。
その技術概要は、人体のサイボーグ化と称しても差し支えないもので、機械で作られた義肢や義体、義眼、機械化された脊髄や心臓、骨、血管などが実用化されてきた。
太陽系内で発見された鉱物由来の元素・パーメットが情報を伝達、共有する性質を利用しており、これを人体に流入させて、高精度の挙動を実現していると思われる。
劇中ではカルド・ナボ博士、ベネリットグループ御三家の一角、ペイル・テクノロジーズのCEOであるニューゲン、カル、ネボラ、ゴルネリの4人が頭部の一部をGUNDに置き換えている。
余談
名称の由来は恐らく古代スカンディナビア社会・ヴァイキング文化に伝わる、魔術の概念の『ガンド』だと思われる。
尚、ガンド自体の登場頻度は少なく、数少ない情報から『魔力』か『狼を主とした獣の姿をした使い魔』と推測されている。