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追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する

ついほうされたちーとふよまじゅつし

六志麻あさ作のWEB小説。

概要

六志麻あさ氏によるWEB小説。

正式名称は「追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。 ~俺は武器だけじゃなく、あらゆるものに『強化ポイント』を付与できるし、俺の意思でいつでも効果を解除できるけど、残った人たち大丈夫?~」である。

その長いタイトルからも分かる通り、装備品を強化する能力を持った強化付与術師レインを主人公にした追放ものと呼ばれるジャンルの小説である。


2021年1月16日から『小説家になろう』にて連載開始。

Kラノベブックスから書籍化。イラストはkisuiが担当。


後述の理由から評価が非常に難しく、特にコミカライズ版に対して賛否両論の評価がされている。


評価

まず、この作品の評価に触れる前に、講談社によるマンガ掲載アプリにであるマガポケに連載されているコミカライズ版について触れなければならない。


2022年3月9日より、このマガポケにて本作品のコミカライズが連載されたのだが、この際に原作から内容が大きく変更されることになった。

基本的なあらすじに関しては、原作の内容をなぞりつつも、シュールギャグを基本軸にしつつも、人間ドラマやキャラクターの掘り下げを行い、原作のストーリーにはない大幅なアレンジを加えた、ほぼオリジナルストーリーとなっている。


特に、原作では無能とされながらも好感度の高い好青年として描かれている主人公のレインは、奇行と変顔の目立つ変人として描かれ、ほぼ完全な別人と化している。しかも、単行本化に当たって、その奇行ぶりに磨きをかける形で加筆修正を行なっている為、原作小説のレインは、コミカライズ版のレインが自分を良いように描いた自伝とまで言われる始末である。


このことについては、原作者である六志麻あさ氏はコミカライズの内容と評判を把握しており「私自身も読者として毎回楽しみに読んでおります。」と寛大なコメントを寄せているものの、特になろう出身の小説家を中心に渋い評価がされている。


話が面白いのは構わないとしても、本来ならばあくまでも原作世界の再現を行うはずのコミカライズでここまで世界観を変えてしまわれると、原作小説の価値自体が大きく毀損それてしまい、その内容を高く評価されてしまうと、原作者自身のプライドを大きく傷つけられてしまう為である。

実際、読者の中にも本作品のコミカライズのクオリティ自体は賞賛するもののの、好きな作品のコミカライズ担当にはなって欲しくない。という感想を持つ者もあるほどである。


コミカライズの内容。

作画担当である業務用餅の作風によりシュールギャグマンガと化しているが、最大の特徴として主人子をはじめとするキャラクターが大きく改変されていることである。

特に、原作ではメインヒロインであるはずの受付嬢の影は薄くなり、代わってヒロインポジションである聖騎士リリィの後輩マーガレットが非常に濃いキャラクターで人気を博している。

特にマーガレットはチベットスナギツネのような変顔を晒したり、主人公の服装に対して「土色の服なんか着やがって」「おばあちゃんに買ってもらったのか!?」と独特の暴言を吐くシーンなどから、美少女キャラクターとして非常に読者の人気を博している。

また、原作には登場しない燐光竜のような大幅なストーリーのアレンジなどに代表されるように、シリアスな内容や要素も加えられている。


※2022年10月10日まで全話無料公開中

https://seiga.nicovideo.jp/comic/55624


関連タグ

小説家になろう追放ものハーレム

 

 

原作レイプ:※ただし人によっては、従来の意味の用法ではなく好意的な意味合いでの用法も含まれる。

聖剣使いの禁呪詠唱:原作で全く登場しないドラゴンをアニメ化の際に登場させられた作品繋がり。

ボボボーボ・ボーボボ:そのコミカライズの内容から、こちらの作品を思い浮かべた人も多い。

高橋邦子:剣と魔法のファンタジー世界を自称するも、内容が明らかに現代な描写があったり、挙げ句の果てにはサブマシンガンが出てくるシーンもある不条理ギャグな世界観の為、こちらを思い浮かべた人もいる。

ギャラクシーエンジェル:原作(シリアス)とアニメ(ギャグ)のノリが余りにも剥離した作品繋がり。

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