概要
貨物を積んだトラックやトレーラーを貨車に積んで運送する方法。海外では比較的普及している。
日本ではモーダルシフトの一環として、一時期注目を集め、バブル経済期はトラックドライバーが不足していたため、運送業界からは人件費を削減できるとして喜ばれていたが、その後バブルが崩壊したことでドライバーが余ってしまったため(他にも専用の車両を用意しなければならないなど、デメリットのほうが多くなってしまったため)、2000年代にすべて廃止された。トレーラー式のタンクローリーをそのまま積載する方式や、貨車にトラックを横付けして荷台をスライドさせる方式なども試されたが、いずれも非効率ということで実用化されなかった。
しかし、この経験は現在のコンテナを中心としたモーダルシフトに活かされており、現在の物流に少なからず影響を与えたという意味では、重要な役割を果たしたといえる。