概要
コナミの音楽ゲーム『BEMANI』ブランドの一機種、『SOUND VOLTEX』(以下SDVX)に登場するキャラクター。
『SDVX III GRAVITY WARS』の「Episode」(重力戦争と呼ばれるストーリー)における最大の敵として初登場し、初代からのメインキャラであるレイシスらと対峙した。
重力戦争が終結した『SDVX IV』以降は友好関係となりレギュラーキャラ化。レイシスとペアになって登場する機会も多く見られる。
人物像
SDVX III
「堕ちるほどの恐怖を味わわせてあげる――待ってなさいよ、レイシス」
突如としてコンソール=ネメシスに現れた少女。
数多のバグを操り、ボルテ学園に魔の手をのばす。
レイシスによく似た容姿を持つ、彼女の目的は…謎に包まれている――
【III稼働中の公式プロフィールより】(IV稼働後はIVと同じ文章になっている)
※Episodeは現在PCクラウド版『SDVX III』に移植されているため、Episode内(重力戦争)における彼女のストーリーについてはネタバレ扱いとして後述します。
SDVX IV
「∞∞(σ∧σ*)∞∞もう!ベタベタ鬱陶しいわね!か…悲しそうな顔しても無駄なんだからっ!!」
崩壊した世界でレイシスのような立場になるかもしれなかった存在。紆余曲折の末、消滅を免れ晴れてコンソール=ネメシスの住人となることができた。生まれ変わった際に幼くなってしまった体は、体内のイビル=コアごと創り変わったおかげで元の大きさに戻ることができるようになった。
しかし少し不安定なため、よく幼い姿に変化してしまう。
レイシスから妹のように可愛がられるのを内心嬉しく思っているが、なかなか本心を口にすることができない。
【公式プロフィールより】
SDVX VIVID WAVE
「∞∞(σ∀σ*)〆ナビゲーターのグレイスよッ!!わからないことがあったら遠慮しないで聞きなさいよね!」
(不安定だった体は)IVを経て安定した精神になったことで大きさを保つことができるようになったらしい。
猛勉強でNEMSYS-CORE NAVIGATION-CLASSインペリアルを取得。
晴れてナビゲーターとしてレイシスの片腕になることができた。
グレイスファミリー一丸となっての応援だったので、合格のお祝いは三日三晩続いたという…。
今回の舞台ではレイシスとのツインボーカルも披露し、これからのLIVEに期待に胸を膨らませている。
【公式プロフィールより抜粋】
SOUND VOLTEX EXCEED GEAR
サブキャラクター
EVIL EYE
「pya-」
グレイスの命令を聞く目のような形をした生き物(?)。
いろいろな用途に使える。
自分をコピーして増え続けることができるが、バグであることに変わりはないため、一定時間で活動限界を迎え、個としては短期間で消滅してしまう悲しい宿命を負っている。
現在はグレイスが攻撃命令を出していないのでそれほど害はないが、時々小さなトラブルの原因となることがある。
赤志魂がEVIL EYEを模して作った白っぽい色の物はPURE☆EYEと呼ばれて区別される。
【公式プロフィールより】
グレイスファミリー
重力戦争時にグレイスの部下であった人物たち。
『SDVX IV』以降はグレイス同様にレギュラーキャラ化。
関連イラスト
イラスト検索用リンク
関連タグ
「重力戦争」におけるグレイス
以下には『SDVX III』の全てのEpisodeを通したネタバレが含まれています。
元はアーケード版『SDVX III』に実装されていたストーリーで、『SDVX IV』へのアップデートと共に公開を終了しましたが、現在はPCクラウド版『SDVX III』に移植されているため、こちらを未プレーの方・未クリアの方はご注意ください。
- 「重力戦争」におけるグレイス
レイシス達が通う「ボルテ学園」に発生したバグ、ひいては大量のバグによる世界崩壊の危機である「重力戦争」の元凶である人物。
レイシス達の居住する世界「コンソール=ネメシス」の外、バグの海から生まれた存在で、彼女自身もバグによって構成されている。
レイシスは彼女がどこか自分に似ていると感じるが、それはグレイスがもしもコンソール=ネメシスで生まれていたならばレイシスのような立場になるはずであった、鏡合わせのような存在だったからである。
しかし生まれた場所が違うだけでその存在を認められず、バグという不確定的存在であるゆえにいつかは自身も消滅してしまうグレイスは世界を恨み、世界をバグで飲み込み崩壊させようとする。
絶望に呑まれ世界やレイシスを恨んだグレイスだが、レイシスは鏡合わせのような存在の彼女を助けたい一心でグレイスと向き合い、彼女の本心を知り、バグの海からの救出に成功する。