プロフィール
- 種族:妖魔(上級妖魔)
- 性別:女性
ファシナトゥールの針の城に住む妖魔。城主である「魅惑の君」オルロワージュの46番目の寵姫。寵姫の中で最も優しい心を持つと言われており、針の城に連れてこられたアセルスの教育係として任命される。アセルスと交流していくうちにいつしか心を通じ合わせるようになり、アセルスと共にファシナトゥールを脱出した。母性に満ちあふれた慈悲深い性格をしているが些かぽやっとした箱入りな点もあり、針の城から脱出を謀ったアセルスの逃避行に対しては「チョットした郊外散策の息抜き」という認識でいた様子で、惑星間を渡航した時点で漸く「何か散歩とは違うらしい」という認識を持った天然さんである。
上記の通りアセルスシナリオではシナリオの冒頭から常にアセルスを補佐してくれる存在であり、戦闘能力に長けるアセルスに対して白薔薇姫はサポートの術に長ける。両者は非常にバランスの取れたコンビであり序盤、アセルスは伴侶の如く白薔薇姫の世話になる反面、シナリオの都合上でパーティから強制離脱される可能性も高い為、白薔薇姫をアセルスとのコンビで考えていたプレイヤーに手痛い心痛を与えるドラマティックなキャラクターでもある。
ゲームキャラクターの資質としては固定で陽術と妖術の体得資格を保持し、特に「スターライトヒール」を覚えればアセルスと二人のみで冒頭、針の城に定点で存在するモンスター、「巨人」を打倒することすら可能(アセルス、白薔薇姫の両者ともHPにして800前後の成長が必要となるが。しかも全体攻撃を連続して受けないなど運も必要)。その場合、アセルスシナリオでのみ話がバグる。筆者はこの状態をジャイアントキラーと呼んでいたが、こうなると同じくアセルスシナリオの冒頭で強制的にパーティへと加わる戦士型キャラクターイルドゥンが余りにももやしっ子過ぎて、気の毒ではあるがジャイアントキラーの元に送り込まれた自称エリート戦士に対して膝を叩く程、その対比に笑ってしまうのも致し方無きであろう。当たり前ではあるのだがイルドゥンからすれば理不尽極まりないとばっちりである。
また白薔薇姫はパーティから離脱した後でもアセルスシナリオのエンディング等、操作キャラクターではなく語り部として随所随所で登場する為、同じ妖魔のメサルティムと並んで根強いファンを持つキャラクターである。