ここでは1について解説する。2に関してはこちらを参照のこと。
概要
クエント星で開発された機体で、H級に属する。
クエント人傭兵のために開発されたATであり、巨躯のクエント人にあわせて一般的なATよりも大型。
左腕に装備したパイルバンカー内蔵のシールドが特徴的。
作中ではクメン編でル・シャッコがWPタイプに搭乗した。
なお基本的にクエントの職人によるオーダーメイドであるらしく、統一的な仕様というのは存在しない。
あえて言えば格闘用の巨大なパイルバンカーを装備したシールドを持つ事であるが、これはあくまでも「有名な機体」の共通点である。
その騎士然としたキャラクター性の強いデザインはある意味では『ATらしくない』が、それ故に人気も高く外伝「青の騎士ベルゼルガ物語」では主役に抜擢されている。
バリエーション
ベルゼルガWP
クメン編に登場した、視聴者にはメジャーなタイプ。
湿地戦用なので、ダイビングビートルやスタンディングタートルと同じくスワンピークラッグを持っている。
形状が似ているため、二次設定ではダイビングビートルの部品が流用されていると言われることもある。
ベルゼルガDT
クエント編でフィアナが搭乗したタイプ。
砂漠戦用として、脚部にサンドトリッパーを装備している。
もともとはポンコツ同然の機体をシャッコが乗ることを想定してゴウトが整備したもの。
ところどころに赤色が入っている。
立体化に恵まれないかわいそうな子でもある。
ベルゼルガ・ブルーナイト
外伝小説・青の騎士ベルゼルガ物語の主役機。改修前と改修後で外見や性能が異なっている。
劇中でオリジナル機のパイルバンカーを損失したため、他のベルゼルガ(通称グレーベルゼルガ)から杭の部分を移植している。
ベルゼルガ・テスタロッサ
「ベルゼルガ物語」最後の主役機。いろんな意味でATの枠を逸脱したすごいやつ。
性能は高いが、全力を出す際にはパイロットに殺人的な負荷を課す乗り手を選ぶ機体。
超古代兵器レグジオネータとATのレベルを遥かに超えた激闘を繰り広げた。