家城茜
やしろあかね
「行くよ、機龍!」
演:釈由美子
『ゴジラ×メカゴジラ』の主人公である、特生自衛隊所属の自衛官。階級は三尉。
クールビューティーだが薄情ではなく、危険な状況でも仲間を見捨てない熱い性格。
24歳の時に千葉県館山市に現れたゴジラとの戦闘に90式メーサー殺獣光線車の運転手兼砲手として参加。戦闘中に誤って同僚を死亡させてしまい(ただし、状況が暴風の深夜かつゴジラとの戦闘中であった事や、その同僚が後退前に後方にいる車両へその旨を連絡していた描写が無かった事などは留意する必要がある)、その責任を問われる形で資料課に飛ばされていた。3式機龍開発に合わせて結成された機龍隊隊長の富樫二佐に引き抜かれて第1機龍隊に配属となり、メインオペレーターとして機龍の操縦担当を務めた。
幼少期から孤独な日々を送っており(曰く「戦って居場所を勝ち取ってきた」)、前述の一件も相まって自身の命すら軽視するようになる。配属当初もほかのメンバーとはやや距離があいており、特に同僚の葉山進(前述で戦死した同僚の弟)からは恨みを抱かれていたが仲間の危機を救ったことで隊の結束が強まり、機龍の開発者の一人娘である湯川沙羅から「生きてるだけでいい、生きてちゃいけない命なんてない」と諭されたことで自分という存在を見つめ直す。
品川埠頭に出現したゴジラとの戦闘では、攻撃の余波で遠隔操縦ができなくなった機龍に直接乗り込んで激闘を繰り広げる。改めて仲間だと受け入れた葉山が決死の行動でゴジラの口を封じるが、過去を振り切った茜は葉山を脱出させるとゴジラに突貫し、辛くも撃退した。格納庫で湯川親子から勝利の祝いとして食事に誘われると、「勝負はついてない」と言いつつも「引き分けだったから自分が奢る」と笑顔で快諾。立ち去る前に「仲間」として機龍に敬礼した。
『ゴジラ×メカゴジラ』の1年後の世界を描いた直接の続編『ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS』では二尉に昇格。この頃になると性格もだいぶ軟化しており、表情も柔らかくなった。
同じ隊にいた関根、葉山と共に研修生としてアメリカに派遣されることが決まり、出発前に格納庫で整備隊の一人である中條義人と対面。品川の戦いで何かを感じ取ったのか「機龍はもう戦いたくないのかもしれない」と呟き、中條に機龍の戦いを見届ける役割を託した。
ゴジラ×メカゴジラ ゴジラ×モスラ×メカゴジラ東京SOS ゴジラ対エヴァンゲリオン
ハルカ・サカキ - アニメ版『GODZILLA』の登場人物。旧姓が“ヤシロ”であることや、小説版『怪獣黙示録』『プロジェクト・メカゴジラ』における描写などから、家城茜のオマージュキャラであると言われている。
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今回は前中後の3つに分けて解説していきたいと思います。ちなみに前編は吹雪・機龍・家城編、中編はGMK編、後編はメガギラス編+今後の話についてです。1,500文字pixiv小説作品