概要
1.チェンソーマンに登場する存在
2.THE COLLECTORSの曲「悪の天使と正義の悪魔」のこと
チェンソーマンの正義の悪魔
第2部において登場した悪魔。『正義』というものが、必ずしも善なるものではないという事を体現した、色々と含蓄のある存在。契約者に「怪物へ変貌する能力」「思考を読み取る」能力を与える。
現段階では契約した人間のみが登場しており、本体は未だ姿を見せていない。
人間の恐れが生み出したという『チェンソーマン』作中の悪魔の背景を鑑みるに、この世界も我々の世界同様、碌でもない正義や暴走する正義が横行していた事は想像に難くない。
怪物のパワーに加えて、思考を読み取ることにより相手の動きを見切れる強力な能力だが、攻撃の威力までは読めない模様。
契約者
- クラスの委員長
三鷹アサを殺害したが、彼女が契約した戦争の悪魔とその能力で生み出された田中脊髄剣・手榴弾によって倒される。
スカルクローラーのように肥大化した腕が脚を兼ねる構造で、肉や腸が絡み合ったようなグロテスクな質感をしている。
見た目の特徴として
- 地に足がついていない
- 中身がほぼ空洞
- 顔が複数
などがある。解釈は色々出来るが、総じて「正義を振りかざして他人を攻撃する人間」のメタファーのように思われる姿をしている。
正義の悪魔と契約したもう一人の三鷹アサの関係者。アサのいじめを止めさせるために学校内で暴れ回っていじめっ子たちを殺害しデビルハンター部も撃退するも、暴走を止めに来たアサの「制服強強剣」で倒された。
見た目の特徴としては
- 細身の身体、触手の足が複数
- 頭部に剥き出しの脳みそ
などがあり、敢えて解釈するならば四角い脳みそ=考えが凝り固まっている、目に当たる器官が見られない=盲目的な正義を表していると言えるかもしれない。
また本人は契約の対価は無いと言っているが代わりに「光り輝く正義の心」を貰ったと語っており、ある種の洗脳を行われたのではないかと疑う声もある。