概要
多くの人が密集した場所(雑踏)において、人々がドミノ倒し(将棋倒し)のごとく次々に転倒してしまう現象を、雪崩に喩えた表現である。「群集雪崩」とも。
群衆雪崩による事故の例
彌彦神社事件
1956年1月1日に、新潟県西蒲原郡弥彦村の彌彦神社(弥彦神社)拝殿前で初詣客が新年の餅撒きに殺到し、玉垣が崩れて将棋倒しになった事故。124人が死亡し、80人が負傷するという大惨事となった。
明石花火大会歩道橋事故
2001年7月21日に、日本の兵庫県明石市にある歩道橋で発生した大事故。11人が死亡し、183人が負傷した。
ソウル雑踏事故
2022年10月29日に、韓国のソウルにある繁華街で発生した大事故。日本人2人を含む153人が死亡し、133人が負傷した。