概要
星のカービィシリーズではそれなりに珍しい最初から登場するラスボス。ドクロ団の首領でカービィを分割した張本人。
姿としてはナイトメアウィザードを彷彿とさせるアクセサリーと、顔・手以外をマントのような黒い靄で構成している。怪しげな赤い杖を持っており、口の中に目玉がある。
ストーリー中は序盤と終盤しか登場しないが、ドクロンやドクロス、ドクロ大王らドクロ団の部下をけしかけてカービィ達と戦わせる。
宇宙に浮かぶ暗黒の島ネクロネビュラに本拠地を構えておりカービィを待ち受ける。
戦闘
序盤は『スーパーデラックス』に登場する魔人ワムバムロックのように両手でカービィを押し潰す攻撃を繰り出す。
手の甲にコアのような弱点(戦闘直前にドクロ団によって取り付けられているため、追加武装のようなモノだと思われる。)があり、そこを攻撃することでダメージが入る。
手の甲のコアを壊すと、両手を組み合わせて合体攻撃を仕掛けてくる。中央部分が的のようになっているためそこを攻撃すれば手を壊すことができるが、時間経過で両手で挟む攻撃(即死攻撃)をしてくるため注意。。
手がなくなったあとは地面が消え宇宙空間で顔と戦うことになり、骸骨から覗いた目玉からのエネルギー弾、極太レーザーで攻撃してくる。また、部下のドクロスも呼び出してくる。
体力を完全に減らされ追い詰められると、カービィから逃げるようになり、連打勝負となる。
通常の連打勝負では登場しないドクロのボタンもあるため注意しつつ連打しよう。
連打勝負に打ち勝つことで遂に撃破となり、杖の力でカービィを元に戻すことができる。
余談
やってることは結構えげつないのだが、同年の10月に発売された『星のカービィWii』に登場するマホロアの知名度の高さ故か若干影が薄い。
その一方、クレイシアの登場までカービィに対して最も完全勝利に近づいたラスボスでもある。コピー能力が使えなくなるほど弱体化させる、カービィを一番の厄介者として真っ先に排除しようとする等、その戦略性は全作品通してかなり高い。
因みに元々ドクロ団は大人しく暮らしていて、杖を手にした時から今のような性格になったらしい。そう考えると杖がすべての原因ととれるのだが、まさかこの杖…。
また体内にある目に関してもどうも見覚えがあるような…?