クルツ・ウェーバー

くるつうぇーばー

賀東招二・原作の『フルメタル・パニック!』に登場する対テロ極秘傭兵組織ミスリルの隊員。

概要

　作戦部西太平洋戦隊“トゥアハー・デ・ダナン”陸戦コマンドSRT（特別対応班）所属。

階級は軍曹（のち曹長）。コールサインは"ウルズ6"。

日本育ちのドイツ人。

　父親が新聞社の特派員だった関係で子供のころから日本に住んでおり、ドイツ語よりも日本語の方が流暢で宗介よりも日本文化になじんでいる。

　明るく陽気、雑誌のモデルを務めたことがあるほどの美形な青年だが、口を開けば下品・下劣な性格が露になり、セクハラ騒動も日常茶飯事となっている。

しかし、冷徹な狙撃手としての貌もあり、その貌にはマオですら多少の恐怖を感じることがある。また、部活動におけるキャプテンのような素質があり、終盤曹長に任命されたときは新兵の相談に乗ったり、トラブルを解決したりと指揮官とは違ったリーダーシップを見せた。

　彼の狙撃技能は生身・AS搭乗時を問わず超人的であり、「銃口から飛び出した弾丸の軌跡を完璧にイメージできる」という希有な才能を持っている。また、支援用のAI等を邪魔としており、設定されていない。

一方で、格闘に関してはさほど得意ではない模様。

　テロによって両親を失い、復讐を目的に傭兵となった経緯を持つ。