概要
秋田書店から発売されるマンガ雑誌アプリ・マンガクロスにて掲載されるマンガ。作者は夏海ちょりすけ氏。
単行本はチャンピオンRED名義で発行されており、2019年6月1日に第1巻が発売され、2022年8月25日にて第7巻が発売された。
ヒロインの『鷹野 瞳(タカノ・ヒトミ=通称・瞳ちゃん)』と主人公の『宇佐見 優(ウサミ・ユウ=通称・ウサ君orウサ先輩)』の交流をメインにしたラブコメ作品だが、作者の趣味により瞳ちゃんの外見が長身女性・巨乳・三白眼・ギザ歯などと個性的かつ魅力的な容姿になっている。
また、これも作者の趣味で、随所で瞳ちゃんと学友や知己の女性キャラクターとの間で、百合を彷彿させる描写が散見されるのも特徴。
登場人物
鷹野 瞳
メインヒロイン。
上記の通り長身女性・巨乳・三白眼・ギザ歯と、かなり特徴的な容姿の持ち主。
個性的な外見と正反対に、性格は至って真面目で敬語口調で喋る。
驚異的な身体能力といじられ気質の持ち主。
宇佐見 優
主人公(と思われるが)、劇中の扱いはヒロイン8:ヒーロー2。
瞳ちゃんの1つ上の先輩であり、瞳ちゃんにとって家族・親族以外で深い付き合いになる。
性格は真面目だが、瞳ちゃんとは違って巻き込まれ体質の持ち主。
同学年の男子と比かなり背が低い。
宇佐見 カオル
優の実妹。
明るいがノープランで突き進むため、時にトラブルメーカーになる。
腹筋マニアで、気に入った腹筋の持ち主は男女を問わない。
鷹野 瞳の兄
瞳ちゃんの実兄で、現時点では個人名は不明。
瞳ちゃんとほぼ同じ特徴の顔をし、瞳ちゃんを超すガタイとタッパの持ち主で、その体格に相応しい優れた身体能力を誇る。
仕事に就いているものの詳細は不明。だが、懐はかなり余裕があるようで、アクシデントで帰れなくなった瞳ちゃんと優に対し、ホテルを手配したエピソードがある。
アイちゃん
瞳ちゃんの親戚の子で、瞳ちゃんを小さくした外見の持ち主。
優と初めて会った際に、自分と同い年と勘違いした。
ヒマリと悪友3人
優と同学年の女子4人組。
リーダー各のヒマリはベリーショート風に髪を纏める。
外見や口調こそ悪ぶっているが、あくまでカッコつけに近く、本質的には良い子。
ストーカー手前の不良に絡まれていた場面を、偶然通り掛かった瞳ちゃんに2度も助けてもらった結果、目覚めてしまう。
ヒマリにはカフェを経営する実姉がおり、ヒマリも時折カフェの新メニューを開発するなど、姉妹の仲は良好。
悪友3人は名前が全員不明だが、以下の個性がある。
- 黒髪の眼鏡っ娘=4人組では常識人かつツッコミポジション。
- オールバック・パーマ・七三分け)=ヒマリに近い言動の持ち主。
- そばかす=メンバーでは最も小さい。アホの子疑惑あり。
烏丸 アンジェリカ
優のクラスに転入したハーフの女子。
いわゆるカタコト口調で喋る。
スポ根に憧れている節があり、瞳ちゃんを一方的にライバル視する。
立花先生
演劇部の顧問を勤める女性。
良い人だが、気になった生徒を見つけると、自作の衣裳を着させようとする悪癖の持ち主。
有栖川さん
瞳ちゃんが2年生に進級した際に出会った、同じクラスの女子。
当初は瞳ちゃんの容姿に恐れていたが、しばらくして普通に仲良くなった。
余談
単行本第7巻の80話~83話が雑誌掲載当時と単行本化とで、掲載順序が変更されている。
これは夏海ちょりすけ氏と担当編集との間で相談によって、
元々は二人組の関係がより深まっていくエピソードに挟まるように、有栖川さんのエピソードが入っており、そのあたりを分かりやすくしたいという意図のもとで単行本化する際に順番を入れ替える形にした
とのようである。
尚、上記のエピソードの順序変更の説明は、乱丁の疑いから実際に秋田書店に単行本を送った際に、返答された文章のほぼ原文であるので、乱丁ではないので気にしないように。