ラッツベイン
らっつべいん
本名ラッツベイン・フィンランディ。秋田禎信によるライトノベルシリーズ「魔術士オーフェン」のうち、新章の登場人物である。オーフェンとクリーオウの長女で、マジクの弟子。ちなみに「ラッツベイン」とは「殺鼠剤」という意味であるとのこと。
人物概要
魔術士オーフェンの主人公オーフェンとヒロイン、クリーオウとの間に生まれた娘。黒髪黒目の女性で、三姉妹の長女にあたる。
年齢は初登場時では17歳。新シリーズでは20歳。
性格はひたすらマイペースで、どんな時でも緊張感のかけらも無い呑気な素振りを見せているが、父親曰く、はにかみ屋で引っ込み思案な面もあるらしい。
打たれ弱い部分があり、ひとたび逆境に追い込まれパニック状態に陥ると、プッツンを起こして大暴走するという悪癖を持つ。
魔術学校には通わず、「なんか似てるから」という理由でオーフェンからオーフェンの元弟子、マジクに押し付けられ、弟子となっている。
師匠を尊敬はしているらしいが、魔術の腕は超一流でも日常生活は昼行灯なマジクの事が心配な様子で、悪気のない暴言を吐きながら背中を押して回っている。仲は良いのだが、上下関係は非常にゆるい。
魔術の腕と威力は父親譲りだが、モグリの魔術士であることに加えて問題だらけの性格が災いして一向に定職にありつけず、アルバイト生活を数年続けていたが、とうとうクビになったため、帰郷しオーフェンの結成した魔術騎士団に所属。マジクの部下として働いている。
声優
竹達彩奈……ドラマCD
