「おいガキ、言い忘れたがオレの方の駒は、6枚落ちでいいぜ」
CV:伊藤健太郎
プロフィール
| 生年月日 | 1985年1月8日 |
|---|---|
| 血液型 | A型 |
| 身長 | 176cm(ヒカルがプロ試験に合格した時) |
| 家族構成 | 父、母 |
概要
進藤ヒカルの、中学時代の2学年上の先輩。葉瀬中学校に在学していた頃は、将棋部に所属しており、部長を務めたことがある。
将棋部員でありながら、囲碁部の筒井公宏より囲碁が強く、筒井から大会の助っ人を頼まれていたが、囲碁嫌いという理由で断っていた。しかし直向きな筒井には何か思うところがあったのか、何くれとなくふ気にかけている。
囲碁が嫌いな理由は、囲碁教室に通っていた頃に、塔矢アキラから勝ち（1位）を譲られたこと、父親に認められなかったことが挙げられる。囲碁教室をやめてからは、元々好きだった将棋に取り組んでいる。
創立祭でヒカルと出会い、彼（藤原佐為）の棋力の高さに感嘆し、ヒカル、筒井と共に、北区中学囲碁大会へ参加。3人の中では最も棋力に秀でていたからか、彼自身は大将を務めた。
それからは暫く出番が無かったものの、囲碁部がヒカルの進路で紛糾していた中に颯爽と（？）登場。追い縋る三谷を一蹴し、院生を目指すだけの実力を彼らに見せてから去るべきだと助言し、ヒカルに三面打ちをさせた。
登場は短い間であったものの、『ジャンプ』誌上における人気投票では三指に入るほどの人気を誇る。ガイドブックで「神の一手に最も近いのは?」というランキングでは、ヒカルとアキラを抑えて佐為に次ぐ2位を獲得している。
人物
ガラの悪い雰囲気に違わず、未成年喫煙（アニメではガムに変更、あるいはカット）、半ヘルバイクと不良全開。筒井と同じ受験校だが、素行に反して学業優秀らしく、本人曰く「（筒井と異なり）勉強しなくても受かる」との事。
反面、物分かりが良く懐の深い所があり、進取の意識を持つ者には惜しみない協力を示す俠気の持ち主。ヒカルが院生問題で囲碁部に波紋を齎した時も、ゴネる三谷を納得させる為に三面打ちの場を設け、苦しむヒカルを気持ち良く送り出す事に貢献した。素人時代のヒカルにとっては、優しく導いてくれた筒井とは異なる、強く背中を押してくれた人生の先輩である。
父親との確執やアキラとの苦い過去を経験したからか、年齢の割に達観した物の見方をし、地頭の聡明さもあって囲碁部の大会でも的外れな意見をする他校の顧問に対して鋭い指摘で論破している。
余談ではあるが、セリフがいちいちカッコ良い。筒井と違い後輩を牽引するリーダーシップや決断力、経験に裏打ちされた説得力もあって、現状唯一の二刀流キャラである彼の魅力を底上げしている。
関連イラスト
