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からかい上手の(元)高木さんの編集履歴

2022-11-19 16:38:59 バージョン

からかい上手の(元)高木さん

からかいじょうずのもとたかぎさん

『からかい上手の高木さん』のスピンオフ作品。 2017年7月から小学館の漫画配信アプリ『マンガワン』で連載中。 原作同様一話完結型の「からかいホームコメディ」である。

概要

作者は稲葉光史、原作は山本崇一朗

ゲッサンが開催した『からかい上手の高木さん』スピンオフ募集企画『高木さん杯』に投稿され、グランプリを勝ち取った作品の一つ。

漫画配信アプリ『マンガワン』にて毎週水曜日連載中。2022年6月時点で既刊16巻。


タイトル通り『からかい上手の高木さん』の10数年後が舞台であり、成人して結婚した(元)高木さんと西片、そして二人の娘・ちーの日常生活が描かれる。


原作のエピソード『想い出』が基になっているとはいえ、現在進行中のラブコメディ漫画とその後日談漫画が同時に連載・展開される事態は極めて異例と言える。


登場人物

はアニメ版『からかい上手の高木さん』での配役。話数はマンガワン準拠)


西片家

(元)高木さん(CV:高橋李依

結婚して西片姓になったかつての高木さん。現在は専業主婦であり、中学時代と異なり髪を後ろで束ねている。作中では「お母さん(おかーさん)」「西片さん」と呼ばれており、下の名前は未だ不明。詳細は語られていないが、西片とは「まっすぐゴールイン」したことが示唆されている。

結婚しても夫をからかうのは相変わらずで、更に娘もその対象となっている。ただし隠す必要が無くなったので愛情表現はストレートになっており、からかう理由を「好きだから」「大切だから」と伝えている。また、ちーに対するからかいは子育てにも活用されている。

単行本おまけ等で描かれている約10年後の未来でも容姿に大きな変化はなく若々しいままであり、ちーの恋路をからかいながらも応援している。


ちー(CV:宮本侑芽(TV・劇場版) / 高橋李依(PV))

西片夫妻の愛娘。外見はお母さん似で表情はお父さん似の幼稚園児。まだ舌足らずでセリフはほぼ平仮名で表現されている。イタズラ好きな性格で、お父さんをからかったり、お母さんにからかい返されたりする。「おとーさんと結婚する」と言い張るお父さんっ子だが、一方で時々勝負する「アイツ」の事も気になっており……

原作の『想い出』の時点では名前が決まっていなかったため、今作の連載にあたり山本・稲葉両氏によってちーという呼び名が付けられた。ただし正式な名前は両親同様に不明。

単行本おまけ等の未来では中学生となっており、若い頃の高木さんそっくりの容姿に成長している。しかし、お母さんやアイツにからかわれてしまうのは相変わらず。


西片(CV:梶裕貴

成人して体育教師になった一家の大黒柱。何故か序盤は姿を見せず、キービジュアルでも顔を隠されたりしていたが、7話(1巻収録『お父さん』)以降は普通に登場するようになった。作中では「お父さん(おとーさん)」「西片先生」と呼ばれており、やはり下の名前は不明。

結婚しても相変わらず妻からからかわれており、更に娘からもからかわれている。一方で優しさも変わっておらず、家族想いの父親として頼れる姿を見せている。ただし、ちーに関してはやや親バカな一面もある。

中学時代から「からかわれた回数×10回」の腕立て伏せを継続しており、その甲斐あってか身長が大きく伸び逞しい肉体の持ち主となった。


たぬすけ

ちーがよく持ち歩いているたぬきのぬいぐるみ。ちーにとって大切な存在で、失くした時に号泣したり、幼稚園にこっそり持っていこうとしていた。ちーの成長後も変わらず大切にされている。

原作の『想い出』から登場しているキャラクター(?)であり、199話(15巻収録『今日こそ』)ではルーツが明らかになった。


くろすけ

西片家の愛犬。単行本10巻以降のおまけ漫画にのみ登場。本編時点ではまだ飼われていないが、200話(15巻収録『指輪』)に1コマだけ出演した。名前通りの黒い毛並と、ちー曰く「ちょっとふてぶてしい目」が特徴。クールだが優しい性格らしく、ちーにとてもよく可愛がられている。

原作の『犬』『散歩』に登場した犬(正確には『ふだつきのキョーコちゃん』の登場人物・岩原ヒカリの飼い犬)に容姿が似ており、恐らくその子孫と思われる。


サク

西片家の愛猫。『劇場版 からかい上手の高木さん』のエンディングにのみ登場するオリジナルキャラクターであり、本編未登場。

西片と高木さんが中学3年時の夏休みに出逢った子猫の「ハナ」(CV:水瀬いのり)によく似た鳴き声と容姿の持ち主。また、二人がハナにプレゼントするはずだった花柄の首輪を付けている。ちーからは「サクちゃん」と呼ばれている。


西片夫妻の同級生

ミナ(CV:小原好美

72話(6巻収録『せんせい』)から登場。現在はちーが通う幼稚園の先生であり「ミナせんせー」と呼ばれている。また、既婚者で三児の母でもある(結婚相手や現在の姓は不明)。明るさやユカリ達との会話で見せる能天気さはそのままだが、ちーを注意するなどしっかりしたところも見せるようになった。

同級生の中で最初に登場し、その後も度々ちーの幼稚園関連のエピソードで出演しており、比較的出番が多い。


ユカリ(CV:M・A・O

80話(6巻収録『びこう』)から登場。現在はOLであり、結婚が決まったものの時折マリッジブルーになっていたが、140話(11巻収録『幸せ』)で無事に結婚式を挙げた。ミナと同じく結婚相手や現在の姓は不明。

ちーには当初目つきの鋭さを理由に怖がられていたが、ちーが憧れる「およめさん」であったため、懐かれるとともにそう呼ばれるようになった。その後はちーを結婚式に招待したり、からかわれるようになる等良好な関係を築いている。


サナエ(CV:小倉唯

ユカリと同じく80話から登場。独身らしく現在も月本姓のままと思われる。中学時代から陸上に打ち込んでいた影響かスポーツライターとして働いており、また175㎝とかなりの高身長になっている。ミナとユカリとの関係は相変わらず。

なお、大人になった三人娘のデザインと設定は山本氏によるものであり、単行本6巻におまけとして収録されている。


中井くん(CV:内田雄馬

129話(10巻収録『くしゃみ』)から登場。現在は西片と同じく教師となっており「中井先生」と呼ばれている。真野ちゃんとは無事に結ばれたが、結婚後も相変わらず妻をやきもきさせているらしい。


(元)真野ちゃん(CV:小岩井ことり

中学の頃から付き合っていた中井くんと結婚し、現在は中井姓と思われる。登場は129話の1コマのみで近況は不明だが、夫の帰りが遅いことを心配していた。


すみれ(CV:朝日奈丸佳

158話(13巻収録『しんぱい』)で名前のみ登場。近況は不明だが現在も(元)高木さんと交流が続いており、一緒に旅行する計画を立てていた。


その他の登場人物

男の子(CV:上村祐翔

たまに近所の公園に現れるちーと同い年の少年。ぶっきらぼうな態度だが根は優しい性格。名前は不明で、ちーから対面では「アンタ」、それ以外の場面では「アイツ(あいつ)」と呼ばれている。ちーのことが気になっている様子であり、かつての西片夫妻を思わせるからかい勝負を繰り広げている。

原作エピソードの『西片』が初出のキャラであり、本編初登場は93話(7巻収録『おないどし』)だが単行本おまけには5巻から登場している。


メガネの子(CV:幸村恵理

100話(8巻収録『入学式』)に登場したちーとアイツの中学の同級生。アイツとは小学校でも同じクラスだったが忘れられている。

初出は山本氏による投稿漫画『西片ちゃん』(原作単行本13巻におまけとして収録)


関連動画

PV①


PV②


TVCM


外部リンク

マンガワン「からかい上手の(元)高木さん」紹介サイト


関連タグ

からかい上手の高木さん 高木さん杯

恋に恋するユカリちゃん:高木さん杯における同時グランプリ作品。


からかい上手の元高木さん:表記揺れ

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