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平山幸雄の編集履歴

2022-11-25 11:15:49 バージョン

平山幸雄

ひらやまゆきお

福本伸行による作品「アカギ〜闇に降り立った天才〜」の登場キャラクター。

「余興や遊びで命や体を張ったりできるもんか!

死が恐いんじゃない、無意味な死はゴメンだと言ってるんだ!」


CV:佐藤銀平

概要

福本伸行の漫画『アカギ〜闇に降り立った天才〜』に登場する雀士で、安岡が仕立てた赤木しげるの偽者。鷲巣編で名前が判明する前まではニセアカギと呼ばれていた。

凄まじい記憶力と計算力の持ち主で、アカギとは違った意味での天才。麻雀ではその才能で対局を有利に進めていくが、同時に計算や確率に頼りすぎる傾向や勝負に対する執着心の薄さも見られる。

この点をアカギ本人には凡夫と評価され、安岡からも「天才ではあるが所詮は俺たちでも努力すればたどり着ける延長線上でしかない」と評されている。


作中では浦部戦にて惨敗、アカギと対決せずに姿を消した。


代打ちとして所属する川田組の組長からは偽者と理解されつつも能力を高く評価され、「大勝ちもしないが大崩れもしない」「代打ちにはこれくらいが丁度良い」としてその腕を買われていたが、浦部戦での無様な有様に「勝負師として重要なものが欠けている」「今一時の気持ちが無い」と大勝負には向かないと見抜かれ、見限られている。


死の淵

後に鷲巣麻雀に敗北し失血死。本編には冒頭で鷲巣の部下と思われる男たちに手だけが露出した状態で山林の土に埋められ、遺体という凄惨な姿で登場する。これが新聞に掲載されたことで鷲巣の悪行が明らかになった。

外見

[pixivimag:8861516]
ダメギin新宿

逆立てた白髪に赤いサングラスをかけた男。縦縞模様の白いスーツに襟を立てた緋色のカラーシャツという派手な出で立ちをしている。

アカギとは顔立ちや背格好も似ているが、本人に比べるとかなり表情豊かである。

性格

普段は冷静沈着。前述の通りアカギとは別次元の天才だが、アカギ本人が命のやり取りを賭博に望む発言に反対して必死に言い訳をしたり、鷲巣巌との麻雀で「死にたくなーい!」と叫ぶなど(アニメ24話)、精神面は一般人寄りである。読者によっては親近感が湧くだろうが、常人離れした狂人の多い本作では悪目立ちしてしまい、「駄目なアカギ」略してダメギと揶揄されることもしばしば。

また、原作でもアニメでも平山は「ニセアカギ」としか呼ばれず、本名が発覚したのは死体になってからという不憫な扱いを受けている。

山中に埋められた遺体の描写もアニメ15話のカットでは両腕を交差した状態だけが地上に露出しているシュールな姿からネタにされがち。

平山幸雄の死を壮大にしてみた

しかし、そのダメっぷりこそが彼の魅力であると考えるファンも多く、読者の間では先述の「ニセアカギ」「ダメギ」の他に凡夫(アカギがそう呼んだところから)、「ダメギしげらない」などの愛あるあだ名で呼ばれている模様。


余談

派生語

ニコニコ大百科より転記。

  • 「ヤーメロイド」

ダメギ(平山)が死の間際に習得した、特殊スキルである。彼の名セリフ「ヤメロー!シニタクナーイ!」を利用した新しい命乞いの方法。

ただしこの命乞いをしたところで彼が助かることはおおむねない。

主に「ヤメロー!」部分の繰り返しが多く使われるため「メロメロイド」と呼ばれたり、彼のもう一つのあだ名である「凡夫」からとって「凡夫ロイド」と呼ばれたりもする。

  • 「ツンダメ」

「ツンツンダメダメ」の略でありキャラクターの形容語の一つ。ニコニコ動画では「アカギ」の登場人物である「ニセアカギ(平山)」関連動画のタグとして付くことが多い。

主に、以下の条件に当てはまるキャラクターを指す。

  • 普段はツンと澄ました態度を取るが、ある条件下ではまるでダメダメになる
  • 消極的でダメなところを悟られないように自らを律し、ツンとした態度で天邪鬼に接する

使用例

  • 勘違いするなよ。怖くて言ってるんじゃない。このギャンブルの馬鹿馬鹿しさを言っているんだ!
  • 余興や遊びで命や体を張ったりできるもんか!
  • 死が怖いんじゃない。無意味な死はごめんだと言っているんだ!
  • ヤメロー!シニタクナーイ!

  • 「ヤメロイシン」

「ニセアカギ(平山)」の脳内物質の一つ。

ヤメロイシン (isoleucine) はダメノ酸の一種で2-アミノ-3-メチルペンタン酸(2-アミノ-3-メチル吉草酸)のこと。

略号はdmeまたはD。ロイシンの構造異性体である。「ダメソリューシン」と英語読みで音訳される。

疎水性アミノ酸に分類される。たんぱく質構成ダメノ酸の1つで、必負アミノである。糖原性性・ケト原生を持つ。


「ニセアカギ(平山)」が死に直面したとき脳内に分泌される。特に鷲巣との闘牌が終わった直後には最大分泌され「やめろー!死にたくなーい!」と叫んでしまった。

その他の場面でも多々分泌されている。彼が高めの点で上がらず早上がり重視するのもこのヤメロイシンが脳内で分泌されているのが原因である。また、アカギとの小競り合いにおいてもリスクがあがった瞬間に最大分泌され「怖くて言ってるんじゃない(以下略)」と前置きをおいたがリスク回避に必死であった様が見て取れる。


Lv.別で分別すると、

LV.1 格下およびローリスク…やたらと強気

LV.2 ピンチ…リスク回避(ただし口調は強い)

LV.3 大ピンチ…逃亡および命乞い

となる。


発症するとメロメロメロともはや「ヤメロ」なのか「メロメロ」なのか判別がつかない。

脳内で無限ループが流れ出すと危険信号である。現在の医学ではヤメロイシンの有効性は見つかっていない。


関連イラスト

平山詰め8月1日が「やおい」の日だって!?

白ポン!どっちのアカギショー

関連タグ

福本伸行 ダメギ ニセアカギ 凡夫

ヘタレ アカギ〜闇に降り立った天才〜


ケンホロウ:オーキド博士に預けられるシーンにヤーメロイドネタを使ったMADが有名。ケンホロウ関連でヤメローシニタクナーイとコメントされる元凶になった。


記念日

8/1土色の肌

8月1日(命日)…鷲巣麻雀で死亡した日。

5月3日(復活日)…献血応援イベント「アカギと鷲巣、どっちを救う!?」にて、まさかの蘇生

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