「黒のヴィルマの流星は、弾丸より速いのさ」
CV:井上麻里奈
概要
黒いカウボーイ衣装を身にまとうナイフ投げ師。
サーカスに生まれ、小さいころからナイフ使いの練習をさせられ、7歳の頃には既にリング(サーカスの舞台)に上がっていたという。
だが最愛の弟・ジムがゾナハ病にかかり、その入院費を稼ぐため暗殺業まで手を染めたが、結局弟は帰らぬ人となる。
その為か、芸については異常なまでに厳しく、腕のいい芸人には好意を抱くと同時に、大怪我を負わしかねない危険なチョッカイをかける悪癖がある。
マフィアの仕事を請け負った際に報酬支払いのときに殺されそうになったため、ボスのロージーを殺害。
足を洗って身を隠すのにある程度まとまった金が必要だったため、子供を殺さない信条を曲げて勝の暗殺を引き受けた。
来日の際道化師をしていたしろがねと出会い、得物をぶつけ合う勝負をして親しくなった。
だが暗殺を実行しようと勝を追い詰めたところに、駆け付けたしろがねと戦いになる。
体中にナイフが刺さっても怯まず、頭にナイフを受けても死なずに戦い続けるしろがねに驚愕する。
そしてしろがねの操る「あるるかん」の攻撃を食らい倒れるが、一瞬の隙を突いてナイフを投げるも真剣な眼差しで見つめる勝が死んだ弟と重なり、ナイフは外れて気絶する。
しばらく仲町サーカスに留まることになったが、仲町サーカスの面々が芸に意気込む姿を見て、芸人だった頃の心を取り戻していく。
そして芸を盛り上げようと奮闘する勝を見て、彼を助けるためギャラリーの前でナイフ投げを披露。
以降勝暗殺は諦めて、芸人として仲町サーカスに入団した。
勝が最終決戦で宇宙に行った際には、アメリカにゾナハ病をばら撒いた弟の敵のワイルド・ウェスト・ジェーンと交戦。重症を負うもエレオノールの血が染み込んだナイフを見事額に命中させて相打ちという形で死亡した。
阿紫花英良とは以前の仕事で協力していた関係で、後に再会した時もモーションをかけられており、本人も何気にまんざらではなかった模様。