「軍資金の調達は終わった。いよいよクライムが世界征服に乗り出すときが来た」
「ジャッカーも、科学特捜隊も、邪魔者はすべて消せ。すべて消せ」
CV:依田英助、岡田道郎(25、31話)、丸山詠二(27話)
概要
同作における敵組織・犯罪組織クライムの真の支配者。作中では第23話で初めてその存在が明るみにされた。それまでクライムの首領格として描かれてきたアイアンクローですら恐れる存在で、彼からの命令は絶対にして逆らうことはできない。
作中では、天空より赤く眩く光を放ちながら光の玉となって指令を伝えたり、時には宇宙怪獣のようなシルエットの姿を曝け出すなどして、登場する度にアイアンクローへの威嚇と圧力を加えていたが、最終回で明らかになったその正体は“シャインメカ”と呼ばれる、球体の形状をした小型人工頭脳であった。
一説によれば、シャインの正体は第2銀河系に存在するシャイン星より地球侵略を目論む異星人であり、母星から指令を発してアイアンクローを利用し暗躍していたらしいが、本人は最後まで姿を現すこともなく、前述のシャインメカも「スペードアーツ」で撃ち落とされてしまったため、シャインにまつわる真相やその去就については、最後まで謎に包まれたままである。
テレビシリーズにてシャインの脅威が去った後、密かに生き延びていたアイアンクローによりクライムは再編成され、再び活動を再開することとなるが、それはまた別のお話である。