概要
キリル・フォスターとは、パワプロアプリに登場するキャラクターである。
討総学園高校の選手であり2020年の年末に年越しスペシャルステップガチャにて実装された。
人物
かつてスポーツ界で名を馳せたアスリート、セルゲイ・フォスターの息子。彼が創設した討総学園に所属する。
幼い頃から英才教育を受けてきた結果、野球のみならず、様々なスポーツで成績を残すトップアスリートとなる。
しかし、感情のコントロールが効かないのが弱点。
アスレテース高校において初登場。
当初は寡黙ながら闘争心全開のギラついたイメージであったが、その実態は正々堂々とした全力勝負を好む好漢。
セルゲイ自身の過去の後悔から歪んだ思想によって作り出された産物であるが、あくまで万全の状態で真正面からぶつかり合い、お互いに高め合うことを史上とする姿はまさしく一流のアスリートである。
…のだが、イベキャラ化した際に異常なトロフィー収集癖を持っている一面も見せるようになった。曰く「トロフィーという栄冠が力を与えてくれる」とのこと。
また、敗北の二文字が頭を過ぎると超人的な力を発揮するようになり、171kmの剛速球に、超特大弾を放つ怪物と化す。この火事場の馬鹿力は家柄のようで、極限に追い込まれたときに真価を発揮するようなものらしい。
討総学園シナリオでも登場する。
父セルゲイのことは心から慕っている模様で、いきなり導入された番付制度にも当初は全肯定していた。
しかし、番付下位になったことで退学を余儀なくされた同級生と再会した際には、その素質を惜しんだ。そのため主人公から現状の制度に不満があるのではと指摘される。
その後も番付制度に不満を覚え、改革を訴える生徒が増える中で、さすがのキリルも異を唱えるが、セルゲイはその言葉にすら耳を貸さず、ついには改革賛成派と反対派に分かれた紅白戦で決着をつけようとする。
しかしこの目論見は、マネージャーの忠主七緒とキリル本人の根回し(これとは別に文字通り一人でどこまでやれるか試したかったという斜め上の発想)により、宮田良哉と佐渡摩智以外反対派が誰一人来なかったことで失敗に終わる。当然試合をできる状況ではないが、前述の想いから一人マウンドに立ち試合を始めようとするキリルを見かねた賛成派の一部が彼につくことで紅白戦をすることになった。
結果は反対派の敗北に終わったものの、充足感に満ちたキリルは「ただ競い合い、高め合うだけで充分だった」とセルゲイを説き伏せ、改心させたのだった。
能力
メインポジションは投手だが、全ポジションに適性がある。得意練習は変化球練習と打撃練習。
育成では筋力ボーナスを持っているが、得意練習が変化球のために噛み合っていないのが欠点。
SR以上でイベントを完走すると野手だとエースキラーとストレートキラー、投手だとマインドブレイカーとアームブレイカーのコツを確定で入手できる。
パワーの上限アップ持ちである。
トップアスリートとあって、選手としては投打ともに高い水準で纏まっている。もっとも、上記のメンタルの脆さを反映してか短気持ちである。
余談
高い能力を持っているためか非常に人気が高く、実装から約一年後の人気投票では2位にランクインした。
ちなみに1位は実装から2ヶ月足らずの闇野ルミナ(実際の投票期間は実装1ヶ月以内に終了している)で、お互い実装時期が対極的ながら2トップ君臨となっている。
関連人物
セルゲイ・フォスター 討総学園の校長でありキリルの父。
関連リンク
関連タグ
碧棺左馬刻…雰囲気がどことなく似ている。
旭那由多…Argonavisの登場人物。白髪赤眼・文武両道・チームの中心人物・プライドが高く融通が効かない性格・力に固執している・完璧主義・父親が毒親…と色々と共通点が多い。だが、那由多は父親から出来損ないと見放されていたが、キリルは父親から実力は認められていたなど対比している点もある。