- 茨城県西部の地名。(こが)
- 「シャングリ・ラ」の登場人物。(ふるかわ)
- 「CLANNAD」の登場人物、古河秋生、古河早苗、古河渚親子。(ふるかわ)
- 実業家・古河市兵衛が起こした財閥。戦後解体されたが「古河機械金属」、「古河電気工業」、「富士電機」、「富士通」を中核とする「古河グループ」として存続。(ふるかわ)
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古川 同音異字で間違われやすい
1.地名
関東地方のほぼ中央、茨城県西端の県西地域に位置する地域で、人口約14万人の「古河市」がある。旧・下総国葛飾郡。
古くは「許我」と表記され、奈良時代から既に渡良瀬川の渡し場として『万葉集』に当時の情景が二首詠まれてほど賑わっていた。
そのことから室町時代後期から戦国時代にかけては古河公方の本拠地、江戸時代には古河藩の城下町、さらに日光街道の宿場町・古河宿が盛えた。
明治時代には1885年(明治18年)、茨城県内最初の鉄道駅として東北本線古河駅が開業。
2005年9月12日、平成の大合併により旧古河市と総和町・三和町が新設合併、現在の古河市となる。
著名な出身者
山本ヤマト - イラストレーター、漫画家
遠藤達哉 - 漫画家
岡野玲子 - 漫画家
山中崇史 - 俳優
仁志敏久 - 元プロ野球選手
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2.「シャングリ・ラ」の登場人物。
CV:柿原徹也
「メタル・エイジ」の理研スタッフ。
うつ病だったがモモコに「治してやる」と言われ、ニューハーフの世界へ引きずり込まれますますおかしくなってしまった。
今では研究室に閉じこもり、ブラジャーが欠かせなくなってしまった。
アニメ版は特に上記のような設定はなく、ただのやせ細った理研スタッフとして描かれている。
4.財閥・企業グループ
1875年(明治8年)、倒産した小野組から独立した古河市兵衛(1832-1903年)が、草倉銅山の払い下げを受けて鉱山経営に着手したのが始まり。
同年、市兵衛は草倉鉱山と同じく足尾銅山を買収した。
その後、足尾銅山では立て続けに大鉱脈が発見され、銅の生産高は急上昇し、大銅山へと発展する。(一方で、日本の公害問題の原点とも言える鉱毒問題が発生していく。)
鉱山開発事業の成功を経て事業の多角化・近代化を強力に推進、一大コンツェルンを形成するが、、第二次世界大戦敗戦後、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の指令により解体された(財閥解体)。
戦後は古河グループ(古河三水会)を称し、金属・電機・化学工業などを中心とした企業集団を形成する。
主な企業
古河鉱業(現・古河機械金属)、古河電気工業、富士電機製造(現・富士電機)、富士通信機製造(現・富士通)、横濱護謨製造(現・横浜ゴム)、旭電化工業(現・ADEKA)、日本軽金属、帝国生命保険(現・朝日生命保険)、古河銀行(現・みずほ銀行)、大成火災海上保険(現・損害保険ジャパン)、古河商事(破綻)、日本農薬、関東電化工業、東亜ペイント(現・トウペ)、大日電線、日本電線(後の大日日本電線、現・三菱電線工業)など。
戦後に設立された企業
日本ゼオン、富士通ファナック(現・ファナック)、UACJ(旧・古河スカイ)、古河電池など。
関連タグ
ジェフユナイテッド千葉・川崎フロンターレ 「古河グループ」の企業のチームが母体の
Jリーグ所属サッカーチーム。