「コメントが100あれば、そのうち70はbotで、20はクソリプなんだよね……クソリプ厨ども、今に見てろ!すぐにでも住所を特定してやる!」
概要
スマホゲーム『ニューラルクラウド』の登場人物(エージェント)。
『ドールズフロントライン』のMDR(クロ)と同一人物、もしくはその素体を使用していたオリジナルの人格。
※絵師情報はゲーム中に記載がないため、『ドールズフロントライン』のMDRの絵師を記載。
キャラクター像
容姿
銀髪を右側でワンサイドアップにした少女で、アクセントカラーとして、左側前面に濃い目のピンクの一房が入っている。
眼はオッドアイであり、右目がピンク、左目が水色のポップなパステルカラー(いわゆる「ピンクと水色」配色)。
「無理」の文字が入った黒いTシャツに、紺色のミニスカートを着ている。
スカートの中身は白パンで、3Dのデフォルメキャラを動かすとパンチラ……というよりは思いっきりパンモロする。
手にはキーボード型の銃とガラケーを持つ。
ドローンには「MDR」の文字が書かれているが、これはメタネタである。
仮にクロとMDRが意識の連続した同一人物だとしても、時系列的にクロ→MDRとなるので、設定上この時点でMDRにこだわっているはずがない。
イベント中にもドルフロの仕様に関するメタ発言をしており(クロがマグラシアに囚われたのが2060年で、ドルフロが2062年以降の出来事なので、劇中設定的にはドルフロの仕様を知っているはずがない)、これはそういう「メタネタOK」なキャラであることを示したものであろう。
性格と来歴
「ファーーッ!?こんのファックスのファッションのファソラシドのファファファ女!」
炎上上等のネット配信者。
1時間も放送禁止用語を使わなかったら奇跡、と開発者から言われるぐらいネットスラングや放送禁止ワードで煽りまくる。
発言が「Fu**」「サイバー***」など伏せ字になることもしばしば。
全体的に暗い雰囲気の『ドールズフロントライン』シリーズにおいて、場を明るくするのに必要不可欠なコメディリリーフ的なキャラ。
もともとは札幌の大手企業サイバーメディア社が、ストリーミング配信市場の独占を目的に開発した人形。
フレンドリーな性格になるように、ネットスラングを短時間で大量に覚えられる高度なAIを持たされた。
当初は発言を抑えていたため、ありきたりの配信で人気は低迷していたが、ある日アンチのコメントにガチギレして本性が爆発、リスナーを放送禁止ワードで煽りまくる。
この炎上騒動で配信人気ランキング1位となるも配信はBAN。
大手企業がセンシティブ案件を抱える訳にもいかないため、プロジェクトごと失敗扱いとなった。
その後は、とある人物がマネージャーとしてクロの身柄を買い受け、フリーのネット配信者としてマネージャーと共に二人三脚で地道な活動を続けた結果、安定した人気を得るようになった。
歴史に残るネット配信者となるため、2058年にニューラルクラウド計画への参加に契約。
クロ七
イベント「ただいま配信中!」のネタバレを含むため注意
イベント「ただいま配信中!」では、クロが娯楽産業のセクターである「バーバンクセクター」で、中位浄化者リヴェレンスを相手に活躍する物語が描かれている。
この過程で、サイバーメディア社のトップアイドルでクロも憧れていた七花と知り合い、とある事情から落ち込んで身分を隠していた七花を立ち直らせ、アイドルとして完全復活させることに成功した。
なお、イベントによれば作中世界ではクロ七の百合同人作品があるようなのだが、その連載日付をよく見ると「2057.04.16」、つまり本編開始(2063年)以前に発行された同人である。
なんと6年ごしで予言が成就されたのだ。
「クロ七とかうせやろ……おい、続きはまだか」
『ドールズフロントライン』のMDRとの関係
クロの素体である「CM.SL」は、クロのデビュー直後に失敗計画と見なされたため、おそらくクロのみの製造で終わった一点物である。
そのため、本作のクロが、『ドールズフロントライン』に登場するクロ(MDR)の素体のオリジナルの所有者であることはほぼ疑いがない。
ただし、『ニューラルクラウド』の結末が不明であるため、本作のクロが現実世界への帰還後にMDRになったのか、2060年にクロのメンタルがクラウドに囚われて以降、素体側のメンタルが独立してMDRになったのかは、現時点では不明。