概要
実際は被害者ではないのにさも被害者であるかのようなふるまい、悪い扱いを受けたと見せるようにする態度のことである。
逆の加害者面をすることはほとんどない。加害者のふりをしても得られる利益が少ないからであろう(ただし身代わり出頭のように誰かの罪をおっかぶることはある)。
こんな状況
- 喧嘩の場合。最初に暴力を振るってしまったにもかかわらず『あいつに殴られた』とか『私は何もしてないのに、あいつに殴られた』と自分が先に仕掛けたことを隠して、自身を被害者に仕立てる。
- 会話の場合、楽しく会話をしていた中で、相手を侮蔑するようなことを先に言ってしまったにもかかわらず『あいつに悪口言われた、何も悪い事言ってないのに』とか『私は間違ったこと言ってないのに、あいつに悪口を言われた』と自分がやったことを隠して、自身を被害者に仕立てる。
- ビデオゲームなどの場合、楽しくゲームをしている中で、相手方に対して失礼な事を言ったり傲慢な態度を取ってしまったりして相手方を怒らせてしまったにもかかわらず『お前のせいで気分が台無しだ!』とか『折角楽しい気分だったのに、台無し!』なんて自分の行動や発言を正当化し、自身を被害者に仕立てる。
使用上の問題点
しかしこの言葉には悪用や誤用をする者が尋常じゃないくらい多いという現状がある。
一例として、以下のケースがある、
- 悪事に手を染めなければ自分もしくは周辺の人物が何かしらひどい目にあっていた人間に対して「被害者面をするな」という発言
- ネットなどでよくみられるパワハラ告発に対するアンチコメント
pixivにおいて
pixivでは4コママンガのイラストが多い。
むしろ、ピクシブ百科事典の編集者に存在する傾向があり、大概の名人様が該当する。