この項目では1に関して扱う。
ブラウザ
このソフトウェアが発表されたのは2005年のことである。当時MozillaはWebブラウザおよびメーラー等の統合されたMozilla Application Suiteというソフトウェアを開発していたが、重厚長大になりすぎたことから1.7系統を最後に開発を打ち切り、ブラウザ及びメール機能を独立させたFirefoxおよびThunderbirdに注力することとなった(その後、Mozilla Application Suiteは2006年の1.7.13を最後に開発を終了した)。
そのプロジェクトを外郭団体であるSeaMonkey Councilが引き継いだのであるが、その際名称を1.8のコードネームであったSeaMonkeyに変更した。なお、当初はMozilla Foundation傘下だったが、2020年に独立している。
その性質上、Geckoベースとなっており、Firefoxの一部のアドオンが利用可能となっている。
対応OSはWindows、OSX、Linux。バージョンは2022年月に公開された2.53.14が最新版となっている。
メリットとしてはWebブラウザ、電子メールクライアント、ニュースグループクライアント、IRCクライアント、HTMLエディタがまとめて入手可能な点である。
余談
- その性質上Netscape Communicatorと類似した挙動となっている。
- Puppylinuxという軽量Linuxにデフォルトで搭載されていたことがある。なお評判が悪かったのかそれ以降Opera12に変更されている。