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犬川荘助の編集履歴

2022-12-17 14:21:21 バージョン

犬川荘助

いぬかわそうすけ

犬川荘助は、戯作『南総里見八犬伝』の登場人物。

南総里見八犬伝』に登場するの珠を持つ八犬士

背中に牡丹がある。


概要

犬川荘助義任(いぬかわ そうすけ よしとう)。


長禄3年(1459年)12月1日、伊豆生まれ。

幼名は荘之助。父親は北条の荘官・犬川衛二則任。

寛正6年(1465年)、父が主君・足利政知の勘気に触れて切腹。里見家に仕官している母の従兄、蜑崎輝武を頼って母とともに安房国に向かうが、その途中の大塚で母親が行き倒れる。以来、大塚家の下男「額蔵」としてこき使われ、忍従の日々を送っていた。


文明2年(1470年)、12歳の時、大塚家に引き取られた犬塚信乃に、世話役兼監視役としてつけられる。

そこで信乃が自分と同じ痣と珠を持っていることを知り、出自を明かして義兄弟の契りを結ぶ。表向きはよそよそしく振る舞いながらも密かに信乃と武芸を競い、書籍に学んだ。


文明10年(1478年)、許我に旅立つ信乃を見送った帰りに、円塚山で犬山道節と遭遇する。大塚に戻ると主人である蟇六夫婦が、浜路を巡る行き違いで、陣代・簸上宮六に殺害されており、なし崩し的に主人の仇を討つ事となる。

しかし後に捕らえられて主人殺しの罪を着せられてしまう。処刑の段になって信乃・犬田小文吾犬飼現八に助けられ、逃げる中で額蔵の名を捨て、名乗りを改めた。


数奇な幼少期やその後の活躍から、八犬士でも随一の苦労人と見なされている。


派生作品

映画『里見八犬伝』

まつろわぬ異形の民が身をひそめる洞窟で生まれ育った、少年のような犬士。これでも立派な成人で、人並外れた聴覚を持つ。

同じく犬士である犬田小文吾は、共に洞窟で生まれ育った仲間。闇の軍団の黒騎馬衆に襲われて逃げ込んだ静姫と親兵衛を迎え、星の導きに感謝しつつ、先んじて保護していた道節らと共に仲間に加わった。

最終決戦では現八の犠牲の下、小文吾と共に巨大な岩を押さえて一行を先に行かせる。呪いか奇蹟か、二人の身体は石と化し、城の崩落に伴って地の底へと消えていった。


関連タグ

南総里見八犬伝 里見八犬伝 八犬伝 犬川荘介

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