データ
初出 | ポケモンSV |
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効果 | 「こだいかっせい」「クォークチャージ」の特性を持つポケモンに持たせると一番高い能力が上がる |
概要
パラドックスポケモン専用特性であるこだいかっせいとクォークチャージの起動に必要なもちもの。
エネルギーが詰まったカプセル状のアイテム。
特性と合わせることでステータスアップの効果を与える。
分類としては持たせて発動する消費アイテムであり、効果が発動すると他の消費アイテムと同じように「役目を終えなくなってしまった」と表示される。実際、その戦闘中は持ち物が無い状態になり、再発動もできないのだが・・・戦闘を終えるとなぜか復活している。これはブーストエナジーのみの仕様であり、きのみなど他の消費アイテムは復活したりはしない。
テラスタルのようにチャージする必要も無いため、ストーリー中でも惜しまず何度でも使うことができる。
実はこのステータスアップは能力ランクが上昇しているのではなく、素早さの場合は1.5倍、それ以外の攻撃・防御・特攻・特防の場合は1.3倍の補正が能力ランクとは別にかかる。
ただし発動時にこの道具が消費されることからも分かる通り、一度ひっこめると能力ランクと同様に効果はリセットされてしまう。
上昇する能力はこのもちものの所有者のステータスに依存するため、育成次第で様々な戦略が見込める。
デメリットとしてこのもちものと特性でワンセットな性質上、他のもちものは必然的に使えない。
特性側はにほんばれやエレキフィールドでも替えが利くので、こちらを持たせるかはよく考えよう。
ちなみにコライドンとミライドンはパラドックスポケモンでもあるし上記特性の亜種を持つが、このもちものを持たせても効果は無い。
彼らの場合は自力でブーストできるためなのか、あるいは現代のポケモンもそうだが、このエネルギーが対応しない事情があるのかもしれない。
入手できるエリアゼロの第4観測ユニットの周囲はテラスタルオーブに類似した鉱物に囲まれており、この鉱物のエネルギーによって現代技術では実現不可能とされるタイムマシンを完成に漕ぎ着けた他、ポケモンのテラスタル化の要因にもなっているとの事。
後者はテラスタルにてパラドックスポケモンも含め全てのポケモンが可能だが、パラドックスポケモン限定の効能は前者に関連があるのだろう。
ストーリーを進めると、オーリム博士/フトゥー博士の研究所で確定で1個入手できるほか、ごく稀に野生のパラドックスポケモンが持っていることがある。研究所からくすねてきたのだろうか?
とはいえ、非常に確率が低いため、運よく持っていたらラッキー程度に考えておくのが無難。