二次創作大戦

にじそうさくたいせん

たーろぼ氏の二次創作のpixiv小説。

概要

pixivユーザーたーろぼ氏によって製作された二次創作のpixiv小説。スパロボ要素が含まれており、何気にスパロボ御三家が出揃っているのが特徴でストライクウィッチーズや艦隊これくしょんと言ったフミカネ作品も参戦し、そして東方projectがクロスオーバーしている。そしてファンからの人気が高くクオリティが高いのが特徴。

あらすじ

人類が増えすぎた人口を宇宙に移民するようになったこの宇宙時代。

ユニバーサルセンチュリー

地球の周囲を取り巻く人口都市『スペースコロニー』は人類の第二の故郷となり、人類はそこで子を産み、そして死んでいった・・・。

U.C 0990　1月

月に大気バリヤーを張り人類がさらに生活圏を広げるための計画、「月面地球化計画」が実行される。この計画は科学者たちの努力により見事成功し、月は人類の新たな希望となった。

わずか十年で十五を超えるほどの数の月面都市、研究施設、挙句には農場施設までもが建造され、人類は月で新たな社会を築こうとしていた。

U.C 1001　3月

人類は永遠の謎とされたゲッター線の採取に偶然の成功を収める。

しかし・・・ゲッター線の採取成功と同時に、ゲッター線月面研究施設にインベーダーと呼ばれる地球外バクテリア生命体が出現する。

地球連邦軍政府は科学の粋を結集し、激しい戦いの末・・・U.C 1010 11月にこの脅威の侵略者を遂に絶滅させる。

後に「クレーターバトル」と名付けられるこの戦争でいくつものコロニー、月面都市が被害を受けるが地球連邦軍政府はそれらに対し、なんら保護政策を行わなかった。

U.C 1011　1月

地球から最も遠いコロニー群サイド3はジオン公国を名乗り地球連邦軍政府に独立戦争を仕掛けた。

総人口の半数を死に至らしめるこの「一年戦争」はU.C 1011 12月に終戦協定が結ばれる。

この戦争は軍事力の勝っていた地球連邦軍政府の勝利に終わり、国力に劣るジオン公国は敗れ、ジオン公国の独裁者ザビ家一同は倒れる。

終戦協定と同時にジオン公国は地球連邦軍との戦争を今後、絶対放棄する平和協定を結び、ジオン公国を改めジオン共和国と名乗る。

―――しかし―――。

この「クレーターバトル」、「一年戦争」は人類が迎える苦難の・・・ほんの前奏曲でしかなかった。

U.C 1013　7月

U.C 1011　8月の一年戦争最中に地上に出現した異種生命体ネウロイの侵略行為がこの年さらに悪化。

異種生命体ネウロイに地球上の大陸約三割が制圧され、人類は住む場所を追われていた。

その異種生命体ネウロイの出現に呼応し、さらに追い打ちをかけるかのように・・・太平洋に深海棲艦、霧の艦隊と名称がつけられた二種類の新たな侵略者が出現。

この深海棲艦、霧の艦隊によって地球上の太平洋の海域約四割が制圧されてしまう。

三種類の侵略者の殲滅を試みた地球連邦軍政府、ジオン共和国政府は結託し地球統合軍を結成する。

地球統合軍はこの三種類の侵略者の侵攻を阻止すべく新たな武装を開発するがネウロイ、深海棲艦、霧の艦隊の侵略行為は一向に収まることが無く、さらに大陸を覆うネウロイの巣によって制空権を失い・・・地球から宇宙へ出ることは愚か、宇宙から地球に降下することが困難になり・・・地球に住む人類はその侵略者の脅威に怯えながら生活するしかなかった。

U.C 1015　5月現在・・・。

ゲッター線研究機関の最高責任者である早乙女博士が突如人類に対して反乱。

全人類の抹殺を宣言する。

この「早乙女の反乱」と呼ばれる反乱の宣言と同時に絶滅したはずのインベーダーが地球にまで出現した。

インベーダー、ネウロイ、深海棲艦、霧の艦隊・・・

これら四種類の侵略者の被害はさらに深刻なものとなっていき・・・人類の歴史は闇の中にあった。