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キンケドゥ・ナウ

きんけどぅなう

ガンダムシリーズの漫画作品『機動戦士クロスボーン・ガンダム』の登場人物。 前半の実質的な主人公

おまえのとるべき道は2つある。

ひとつは何も聞かずに地球へ帰り、全てを忘れ、貝のように口をつぐむこと

そしてもうひとつは、われらと共に…真実に立ち向うことだ

死を強いる指導者のどこに真実があるっ!ねごとを言うなーっ!

おれは―――まだキンケドゥ・ナウだからな…行かなくちゃ……

概要

宇宙海賊「クロスボーン・バンガード」のエースパイロット。

その正体はかつてのガンダムF91のパイロットであるシーブック・アノー

宇宙海賊というアウトローな環境で行きぬく為にワイルドな青年に成長している(そのため、彼を演じていた辻谷耕史氏は初めてキンケドゥを演じた時に同一人物だと気づかなかったという)。

MS戦ではクロスボーンガンダムX1の特性を活かした戦法や奇策などを使い木星帝国、地球連邦の優秀なパイロット達を破っていった。

しかし、木星帝国に寝返ったザビーネ・シャルに敗北し瀕死の重傷(この時にコックピットをビームサーベルで貫かれ右腕を失った)を負い大気圏に機体ごと突き落とされるもビームシールドを用いて大気圏への突入に成功し海上を漂流しながらも生還するという「奇跡」を引き起こしている。

その後、劇的な復活(その間にキンケドゥはコックピットをX2のビームサーベルで貫かれた際に失った右腕をエピテーゼ手術で取り戻す)を遂げ、ザビーネとも決着を付ける。

紛争終結後はトビアにX1を譲渡、セシリーと共に再び元の名前に戻り、揃って姿を消す。後日談の『機動戦士クロスボーン・ガンダム スカルハート』ではセシリーと結婚、1児の親となり、パン屋を営んでいる事がわかる。(トビア達の下へ届いた荷物の中には、その時の写真が入っていてメンバー全員で眺めたという)

続編である「鋼鉄の7人」ではトビアが「巻き込みたくない」と誘いをかけなかったため、ほとんど登場していない。(トビアは彼が営むパン屋へ足を運ぶも、窓越しであるが【戦のない世界で生きる者】の姿を目の当たりにし、店に入ることなく静かにその場を去った)

これは『シーブックは富野監督のキャラだから勝手に動かせない』という作者・長谷川裕一の意向らしい(『鋼鉄の7人』などの後日談的外伝には富野監督はノータッチ)。

しかし、その後の世界を描いた『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』にて再登場。

今作では20年前の戦役から退いた経緯もあり、本来の名前であるシーブック・アノーに戻った。

盗賊から追われていた最中にフォントが持ち出した銀色のクロスボーン・ガンダムと邂逅、彼に殺す事をさせずに追い払わせるように指示を出して事を収めた。

その後の展開はシーブック・アノーの記事を参照。

小話

演じた辻谷耕史氏が2018年に急逝した為、ゲームの方は生前のライブラリーが用いられる事になるであろうが、映像化された場合、永久欠番になる可能性が高いであろう。

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