概要
アフランシ・シャアを初めとした反地球連邦組織「メタトロン」のメンバーが運用したマンマシーン。
小説『ガイア・ギア』が初出。形式番号はRX-110。
香港でアフランシに譲渡された同名のモビルスーツをベースに、マンマシーンへと改修されている。
バアム・ゼーゲンの言葉によると「シャアの再来(アフランシ)のために用意された遺産」らしい。
開発系統はジオン系を基にした機体であり、その影響なのかコクピットの操縦部はアームレイカーのままとなっている。
白と赤のカラーリングへの変更に加え、ツインアイに赤い額とVアンテナ、マスク部分には赤い顎でガンダムタイプに近い外見。
両肩の大きな円型パーツ計4基はミノフスキークラフトのパーツ。
これによりミノフスキーフライトが可能で、背中にはバーニアもあり併用して単機での空中戦が可能となる。
モビルスーツからマンマシーンへと改修された本機は、状況に応じてパイロットが変わっていたため、固定のパイロットを持たない機体となった。なお、アフランシはガイアギアαに乗り換えているため搭乗する機会すら無かった。
機体データ
型式番号 | RX-110 |
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全高 | 20.8m |
本体重量 | 26.8t |
全備重量 | 60.2t |
出力 | 5,200kw |
推力 | 68,000kg |
パイロット(MS) | アフランシ・シャア |
パイロット(MM) | メッサー・メット (小説版)、ジョー・スレン (小説版)、ケラン・ミード (ラジオドラマ版) |
武装
武装は当時連載されていた雑誌ニュータイプで設定画と一緒に書かれている。
単行本にはMSの頃の設定画、設定は一切掲載されなかった。
ビームサーベルなどの格闘武装の装備は不明だが、標準装備されていると考えるべきである。
- 60mmバルカン砲×2
頭部の固定武装。
vアンテナ付近左右にある。
- ロング・フィン・ファンネル×6
左右の腕に2基、背中に2基、腰に2基の計6基。
機体から離れると変形して攻撃形態となる。
- ファンネル・ミサイル×12
腰についているサイコミュ誘導ミサイル。
腰周りに3基ずつブレード状のものが計12基。
- ホーミングミサイル
装備している場所、数は不明。
ホンコン・マハのヘリに対して使用した。
- ビーム・バリアー
ビームの防御装備。
ホンコン・マハのヘリから身を守るために使用した。
マハ側もこの装備があることを知らず驚いていた。
バリエーション
マンマシーンへと新生する前のモビルスーツ。