来栖道臣
くるすみちおみ
ヒューマンバグ大学に登場する芸術家・教祖を気取った猟奇殺人鬼。
概要
来栖道臣とは、芸術家、教祖気取りの猟奇殺人鬼。
経歴
美大生だったころに、イタリアでみたロザリア・ロンバルドのミイラに感銘を受け、この時の体験から「女性は老いて醜くなる前に美しい時のまま留めておくべき」という狂気的な思想に取りつかれた。
元々貧乏でニートだったためにその思考は戯言として消えるはずだったが、祖父の遺産がすべて自分に相続されたことで巨万の富を得て、自らを教祖と名乗り反グレを雇って女性を拉致監禁して殺害。剥製にするという猟奇殺人鬼へと変貌した。
空龍街のホステスが被害に遭ったことで天羽組の須永陽咲也にも目を付けられ、伊集院と共にアジトに踏み込まれ、須永の手で反グレは全滅。伊集院にあっけなく連れ去られた。
その後は伊集院から懺悔の気持ちを問われるがお約束通りもちろん反省せず、自身の思想を正当化したことで人間松明の刑に処される。
その苦痛から命乞いを始めるも、「美しいものを美しいまま残しておくなら醜いお前は燃えてなくなれ」と言い返され、焼死した。
モデル
彼のモデルは殺人犯にして遺体泥棒でもある実在したアメリカの異常殺人鬼「エド・ゲイン」と思われる。主に女性の遺体を盗んでは家具やアクセサリーなどに加工していた。殺害人数2名でどちらも女性であり、来栖がやっていたことは解体と歪み切った芸術のための加工だけだったがこの犯人は食人までしていたという記録が残っている。
なおこの犯人は精神異常と見なされ実刑は免れたが精神病院に収監された後、肺がんによる呼吸不全で死亡した。なお調べるときは彼が生前に作ったとされる遺体でできた家具などが画像で出てくるので調べるときは覚悟が必要なので注意(そのため、エド・ゲインの検索は「絶対に検索してはいけない言葉」の一つとして有名である)。