概要
1953年2月28日生まれ、熊本県水俣市出身。古きよき日本の情景を思わせる、切なげなメロディの曲が特徴。
代表作である「初恋」は特に有名で、複数のアーティストにカバーされている。
また、ライブやコンサートでは度々ギターの演奏を披露しており、その実力は音楽関係者の多くが高く評価している。
特にアコギ一本で演奏する『ひとりベンチャーズ』はステージの見所の一つになっており、さだまさし氏曰く『居ないはずのメル・テイラーのドラムが聞こえてくる』との事。
歌詞・曲名もほぼ全て日本語となっており、生涯外国語タイトル・外国語歌詞楽曲が存在しない歌手だった。(『Lonely Night』という曲が存在するためこの記述は誤り。)
1999年6月24日、ライブのリハーサル中に倒れ、高血圧性脳内出血により46歳の若さで急逝した。五月雨(梅雨)の季節であることから、氏の最大のヒット曲である『初恋』の一節にもなぞらえ、氏の命日は『五月雨忌』と呼ばれ、死後、命日前後に氏のトリビュートライブが20回忌となる2018年まで行われた。
イラストには彼のアルバムのジャケットに多く使われた、村上保氏による切り絵を模したものが多い。