「正々堂々と勝負するなんて誰が言った
戦場の剣術に卑怯もクソもないんだよ」
概要
獅子王組のヤクザにして、黒澤派の組員。長ドスを主武器とした古武術を母体とした剣術の使い手であり、「現代の人斬り以蔵」とも呼ばれている暗殺剣術者。
異名は「赤ドスの犬亥」。
かつて柳楽と斬り合い、互いに顔に傷を残している。
人物
容姿
茶髪の髪にツーブロックヘアと横一文字の傷が特徴的な青年。これはかつて眉済派の構成員・柳楽に付けられたものである。
赤のベストとスラックスにグレーのストライプYシャツと赤いネクタイを着用している。両手には黒の革手袋をはめており、その付近にはやすりも付いている。
性格
黒澤派の一員に漏れず冷酷で好戦的な人物である。一方、相手の行動パターンを的確に読み切り合理的な一手を打っていける冷静さと頭のキレ、更には上記のセリフにある通り目的の為ならばどんな戦術を取って見せる狡猾さも持っている。
能力
獅子王組でも伝説クラスの剣豪と称され、あの日本刀の和中と同格とされる柳楽和光と切り合ったほどの猛者である。
その柳楽からも「強さは本物」と認められ、同時に古武術を交えた剣術をベースに「何でもあり」の言葉に違わぬ体術や爆薬物を交えての戦術を得意にしている。剣術は当然、身体能力も相当高いだけではく、獲物としている日本刀にも弛緩剤を塗り込んでおり、何も知らないまま相対してしまおうものならば簡単に主導権を握れてしまう。
前述の通り、柳楽に匹敵する剣士であり数多の死線を潜り抜け覚醒したはずの久我にも完勝している。
まさに獅子王組最強級の実力者の1人と言える。
声優
声優は遠山春氏が担当している。
活躍
- 2022年10月2日付の動画(阿蒜寛太)
幹部会で黒澤の護衛として初登場。柳楽に対して「次は確実に殺しますよ。」と軽口感覚で挑発した。また、眉済派による作戦会議で鮎川と共に要注意人物として挙げられた。
「君に生きる価値なんてない。さあ、ピザみたいに八頭分に分かれてください」
- 2023年2月1日付の動画(久我虎徹)
獅子王組眉済派に出向している久我と犬飼が京極組に定例報告に赴く際に奇襲し、舎弟2名が犬飼を相手取り自身は久我との戦闘に発展する。体術と煙幕で主導権を握り、拳銃とドスで抵抗する久我に対し、煙幕に見せかけた爆弾で大ダメージを与えた。根性を見せる久我に腹を裂かれるも、弛緩剤を塗りたくった日本刀で切り返した事で行動不能に陥らせ王手をかける。しかし、舎弟2名を斃した犬飼に乱入されて切り裂くも、犬飼が久我を抱えて崖に滑り落ちた事で撤退を許してしまう。それでも深追いはせず、犬飼にもダメージを与え、久我に至っては中長期に渡る入院を余儀なくさせると言う、眉済派に看過できない損失を与える事に成功した。
「他人の家の内部抗争に横から首を突っ込む…そんな愚か者は赤ドスの錆にしたいと思います」
「内臓をこの場にぶち撒けて初めて死だ、さあ止めを刺そう」
関連タグ
和中蒼一郎…天羽組における剣豪。
六車謙信…京極組における剣豪。