概要
宇宙大作戦18話『怪獣ゴーンとの対決』に登場する爬虫類型種族。一見すると動きは鈍く知能も低そうだが、実際には怪力と高い知能の持ち主であることが劇中で判明する。後のシリーズ作品では、酒造が得意という意外な設定も付け加えられた。
オリジナルシリーズに一回登場した以外では、アニメ版(まんが宇宙大作戦)に登場したきりで、再登場は長らくなかったが、最近のシリーズでは再び登場するようになった。
関連動画
『怪獣ゴーンとの対決』における主人公のカーク船長との格闘シーンは史上最低の戦闘シーンとして国内外で有名。
動きは鈍いが体が頑丈で怪力の持ち主というゴーン人の性質を、視聴者にわかりすく見せて後の展開の伏線にしているのだが、映像にするとかなりチープな事になってしまった。
制作側もネットなどでネタになっている事を知っているようで、リブート版スタートレックのゲームのCMにて、宇宙大作戦でカーク船長を演じたウィリアム・シャトナーとゴーン人が、先の史上最低の戦闘シーンをパロディ化した喧嘩を繰り広げている。
なおこの回はフレドリック・ブラウンの短編小説の「闘技場」を原案にしており、話の起承転結やテーマもわかりやすい為、この回自体は評価が高い。
余談
いくらなんでも邦題の「怪獣」はないだろうと思うけれど、当時の「怪獣ブーム」はそれ位凄かったのである。
別名・表記ゆれ
関連タグ
スタートレック 映画史上最悪の死亡シーン 異星人 リザードマン 爬虫人類
ひとりぼっちの宇宙戦争 - 『怪獣ゴーンとの対決』と同じく、フレドリック・ブラウンの「闘技場」を元とする作品。