概要
映画のワンシーンを切り取ったYouTube動画。動画のタイトルはそのまま"Worst movie death scene ever"。
金髪の女性に撃たれた悪役と思しき男が「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」と味のある声で叫ぶ。追撃に対しても一発ごとにいちいち叫ぶ。
その異様なクドさが受けて世界的ミームとなる。
悲鳴がおかしい他にも、着弾点と違う箇所から血が吹き出したり、射殺された男が倒れる前に地面を確認して受け身を取っていたりと、ツッコミどころ満載。
実相
実はくどい悲鳴はギリシャ語吹替版のスタッフによる悪ノリであり、原語版では男は無言である。
ただし、それ以外の拙劣な演出は全て本物。
ストーリーは極めてシリアスで、父親と恋人を脱獄囚に殺害された女刑事が、空手と銃撃で復讐していく…というハードボイルドな内容となっている。射殺された男は仇の一人。
世界的にミームと化したためにアメリカの情報番組でトルコ人による解説が行われたが、どマイナー映画の悲しさ、解説者も元ネタを知らなかったらしく「あり得ないことではない。トルコではこういうしょうもない音声の映画はよくある」とコメントしていた。ねえよ!!