「ゴールデンウィーク終わったら、また遊ぼうね!」
概要
本作の主人公。元になった人物は幕末志士の西郷。
白髪であり、緑のリボンと三編みが特徴的な元気いっぱいの少女。N美という親友がいる。
天真爛漫な性格で、どんな状況に対してもすぐさま受け入れられる程の柔軟さを持つ。
また、その性格からか友達が多く、男子からの人気も高いらしい。
しかし、勉強が苦手で数学の授業中などは常にいびきをかきながら寝ている。
ゴリバナ君というキャラクターを気に入っており、グッズを買い集めている。
転校生のキリザキ君に興味津々であり、率先してあいさつや遊びに誘ったりしている。
そして、画面右上にはキリザキ君の好感度ゲージがあり、選択肢によって変わってくる。
ここから先ネタバレ注意!!
ゴールデンウィーク直前、キリザキ君が遊びに行かないということで困惑してしまう。
さらに、キリザキ君がまだ帰宅していないということ知り学校を探し回った末、屋上でキリザキ君を見つけ、そのときにハンカチを貰い、「ゴールデンウィークが終わったらまた遊ぼう」と約束をする。
なぜこんな変な気持ちになってしまうのだろうと考えた末、右上のゲージの本当の意味がわかる。
実は「キリザキ君の好感度」ではなく「キリザキ君への好感度」だったのである。
そして、ゴールデンウィーク中キリザキ君がくれたハンカチのお返しをするためにキリザキ君の名前の刺繍が付いたハンカチをつくるのに奔走する。
だが、ゴールデンウィーク四日目にキリザキ君が転校するということを告げられ、ハンカチを渡せず、泣き出して帰ってしまう。
ゴールデンウィーク最終日、頬を赤らめながらもハンカチを渡すことに成功したのである。
しかし、刺繍を「霧崎」ではなく「キリザキ」だったため、勘違いされてしまい霧崎くんは正体を明かさず去ってしまう。
けれど、モリ子は最初からずっとキリザキ君の中にいる「霧崎君」の存在に気付いていた。
モリ子は「霧崎君」の辛いけど、それを周りに見せないよう頑張っていたところに惹かれたのである。
ちなみにハンカチを渡す行為には「別れ・手切れ・マーキング」という意味がある。