『Sony Interactive Entertainment』(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)のこと。
コンピュータエンタテインメント時代についてはSCEIを参照。
本記事では、インタラクティブエンタテインメント以降に発売されたゲーム作品を掲載する。
なお、任天堂ハード向けのソフトについてはUNTIESを参照。
概要
2016年に設立。
2020年11月にプレイステーション5を発売した。
近年の問題点
SCEからSIEへと変わったソニーのゲーム部門だが、移り変わってからというもの日本のユーザーからの評判は非常に悪くなって行った。
何故悪くなっていったのかを下記に記していく。
ゲームの規制強化問題
2018年からSIEは性的表現に規制をかけると発表した。
これにより一部作品の続編が発表できなくなると言う問題が発生。
一部のファン…もとい変態紳士、変態淑女の方々から批判を受ける結果となった。
○☓問題
PS5のゲームコントローラーから○と☓の入力出力が海外仕様に変わった。
これにより一部の日本人ユーザーから操作がしづらいと批判を出す結果となった。
日本軽視問題
SIEが発売したPS5は転売ヤーの手によってエンドユーザーの手に渡らなくなる事件が2020年に発生した。
この問題以来、現在に至るまで転売ヤーの買い占め問題が続いている。
これだけなら転売ヤーの所為で済んだのだが、問題は日本に対する。SIEの対応であった。
SIEは日本に対して2021年時点ではPS5の出荷を97万台と言う少ない数しか回してくれなかったのだ。
2022年も日本のみは少ない台数しか回されなかったことでユーザーの間で炎上が発生。
「SIEは日本市場を切り捨てた」「SIEは日本を軽視している」と厳しい非難の声が上がる結果となった。
PS5値上げ問題
2022年にPS5がエンドユーザーに全然行き渡っていない状況下で5000円の値上げが行われてしまった。
これはウクライナ侵攻やコロナウイルス等の世界情勢が原因であり、SIEとしてもやむを得ない結果だったのだろうが、如何せんタイミングが悪く再びユーザー間での炎上が発生した。
値上げにより只でさえ55000円という馬鹿高い値段のゲーム機が60000円台というゲーム機の歴史を見ても上位の高さを誇る値段と化してしまう結果となった。
アクティビジョン・ブリザード買収反対問題
2022年にマイクロソフトがアクティビジョン・ブリザードを買収すると宣言した。
これに対しSIEが猛反対の声を上げる結果となった。
理由としてはアクティビジョン・ブリザードがCODシリーズと言うソニーハードでの売上に貢献しているソフトをマイクロソフトに独占される事を危惧した為である。
反対意見を唱えるのは良かったのだが、問題となったのは「反対しているのはソニーのみである事」「この買収を最初に提案したのはアクティビジョン・ブリザードである事」だった。
反対しているのがソニーだけであった事でソニーの反対意見が目立ってしまい、傍目から見れば「ソニーが子供みたいにごねてる」「ソニーだって幾つかサードパーティのソフトを独占しているのに他は独占するなと言うのは自分勝手だろう」と言う印象低下に繋がってしまった。
又、この買収はそもそもアクティビジョン・ブリザード側がマイクロソフトに提案した…つまりマイクロソフトに助けを求めた結果、発生したものである。
買収を提案したのはアクティビジョン・ブリザードの社内でセクハラ問題等が発生し、社内がゴタゴタになったからであり、そのゴタゴタをどうにかしてもらう為にマイクロソフトへと買収を求めたのである。
なのでこの買収が失敗してしまえばアクティビジョン・ブリザードは社内問題を解決できず、不味いことになるのではと一部のユーザーから危惧されているのだ。
ここまで書いているとソニーが一方的に悪いように見えるが、この件はソニーだけでなく実はマイクロソフト側にも非があり、ベゼスタ買収時に他のハードにもベゼスタのソフトを提供すると約束したにもかかわらず、スターフィールド等のソフトをXBOX独占にしたと言う前科がある為、ソニーがマイクロソフトを信用できない事には一理あると言って良いだろう。
この様に両者に非がある買収問題となっている為、買収賛成派と反対派で二分される事になり、結果としてソニーだけでなくマイクロソフトも批判を受ける結果となった。
作品
※インタラクティブエンタテインメントとしての作品(シリーズ)を掲載して下さい。
関連タグ
ソニー、PS4向けゲームの性的表現に規制 ── 開発者には不満も
フィル・スペンサー、Activision Blizzard買収に反対するソニーの目的は「Xboxを縮小させる」ことで成長するためであると主張