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バスタード・ソードマンの編集履歴

2023/02/18 12:27:15 版

編集者:ddgyds

編集内容:すこし修正

バスタード・ソードマン

ばすたーどそーどまん

「バスタード・ソードマン」とは、小説投稿サイト「ハーメルン」及び「小説家になろう」に投稿されているweb小説である。作者はジェームズ・リッチマン氏。

概要

2022年7月連載開始。通称は「バッソマン」。

元日本人の転生者が、異世界の地方都市レゴールのいち市民として平穏に暮らす日々を描いたファンタジー日常コメディ(時々シリアス)。

転生ものの主人公らしいチート能力や現代の先進的知識を持ちつつも、それらを表立って活かすことはなく、その日を適当に生きるギルドマンとして愉快な仲間たちと平穏で騒がしい日常を送る様子を描いている。

2023年、KADOKAWAファミ通文庫から書籍化が予定されている。イラストレーターはマツセダイチ。

あらすじ

モングレルは元日本人の異世界転生者である。強力なギフトと高い戦闘力を持ち、現代地球の知識もそこそこ有していたが、それらを開陳することで発生する面倒事が彼は大嫌いだった。

ゆえに彼はそんな秘密はおくびにも出さず、半端な長さのバスタードソード一本を腰に下げ、今日も変人ギルドマンとして名声とも富とも無縁の暮らしを満喫している。

討伐に出かけたり、知り合いと酒を飲み交わしたり、変な工作をしてみたり、猥談バトルに巻き込まれたり、後輩の世話を焼いたり、時々キャンプで魚を釣ったり。

これは中途半端な適当男の、あまり冒険しない冒険譚。

主な登場人物

モングレル

主人公。29歳。バスタードソードを得物とする、レゴールのブロンズギルドマン。

確かな実力と実績、そして広い顔を有しながら、昇格を頑なに拒み続けてソロで活動している変人。

その正体は元日本人の異世界転生者。高い戦闘能力も先進的知識も有しているが、周りには全くそれを悟らせず、目立たない一般市民として暮らしている。

ハルペリア王国人の父と隣の敵国サングレール聖王国人の母を持つハーフ。趣味は変な武具の収集。エロトークを自分から振ることはないが、乗せられると謎の「スケベ伝道師」から聞いた(という体の)深い知識を披露する。

ライナ

女性中心に構成された花形パーティ「アルテミス」に所属している弓使いの女の子。16歳。青髪のショートカットで、色気のない平坦な体のちびっこ。「っス」口調で話す。

田舎からレゴールに出てきたばかりの頃、モングレルにあれこれ世話をされて以来よく行動を共にしている。異性として少し意識している様子はあるが、モングレル側からは可愛い姪っ子程度に思われている。エロトークからは普通に距離を置くタイプ。ザルのウワバミ。

ウルリカ

「アルテミス」に所属しているライナの先輩で、強射系のスキルを持つ茶髪の弓使い。ランクはシルバー。気さくで積極的な性格をしており、可愛らしい容姿も相まってギルドの男性連中からの人気は高い。

最初はライナを心配してモングレルを見定めようとしていたが、彼に同行して様子を見ているうち、徐々に心境に変化が訪れていく。エロトークには関わらないがしっかり聞き耳は立てるタイプ。本作のお色気担当。

ディックバルト

大手パーティ「収穫の剣」の団長。ゴールドランクを誇る岩のような体躯の大男。

常に冷静沈着、強敵を相手にしても不屈の闘志で一歩も引かず戦い続ける漢の中の漢だが、それ以外の私生活の全てが卑猥な桃色に染まっているでもある。レゴールのあらゆる娼館とあらゆる性技に精通し、度々起こる猥談バトルでは絶対的な信頼の元に公平な審判を務める。

バルガー

「収穫の剣」に所属する中年の槍使い。

シルバーランクのベテランギルドマンとして、レゴールに来たばかりのモングレルにいろいろ教えてくれた過去がある。そろそろ引退を見据えているが、一仕事やって酒を飲みながらモングレルたちとバカをやる楽しさからはまだ離れられないでいる。

ケイオス卿

レゴールに出没する謎の発明家。農業・工業・産業・医学等数多くの分野に通じ、一切の見返りを求めず匿名で各所に有用なアイディアをばらまいている。その影響力は極めて大きく、ぱっとしない地方都市だったレゴールがケイオス卿の発明物によって著しく活性化し、今や国内有数の一大発展を遂げようとしているまでに至る。その正体は一体何グレルなんだ……。

ウィレム・ブラン・レゴール伯爵

レゴール領主。チビデブハゲの三重苦を背負った卑屈な小男だが、真面目で善良な気質を持つ苦労人。自身のなさ故に平凡を自称しつつ、類稀なる調整能力と管理能力で領地の発展に尽力している辣腕為政者。ケイオス卿には深く感謝しつつ、その意図を汲んであえて正体を探らないようにしている。甘味が大好物。

用語

レゴール

主人公達のホームである都市。

近隣にギルドマンの主要探索地であるバロアの森を有する。

ケイオス卿の手紙により様々な商品が誕生していることから「発明の町」とも称され、ハルペリアでも一二を争う発展をしている。

ハルペリア

典型的な王侯貴族制の農耕国家。

海や自然が豊富で、作物の生産が盛ん。

一応月神を信仰しているが、サングレールへの当て付けの意味が強く宗教観は希薄。

主人公のホームであるレゴール領はこの国に所属している。

サングレール

太陽神を信仰する宗教国家。

土地は山が多く鉄がよく取れるが、不毛のため慢性的な食糧不足。

そのため豊富な鉄を武器に変えて周辺国に侵攻(口減らし)を行う傍迷惑な国。

ハルペリアにも長年侵攻を繰り返しており、ハルペリアの宗教信仰が薄い元凶。

ギルドマン

いわゆる冒険者ギルド所属の冒険者。

基本的には魔物の退治や工事の手伝いなどの雑多な依頼を請け負う、荒くれ者や農家で口減らしを受けた人などのセーフティネットのような存在。

ランクは上からゴールド、シルバー、ブロンズ、アイアン。

ランクが上がるほど依頼がよくなるが、同時に義務も発生し、シルバーからは戦争時の兵役の義務もある。

ハルペリア独自のシステムであり、他国に支部などは無い。

スキル

人間が生きていく中で経験を積むことで取得する特殊能力。

基本的には戦闘系の行動を行うことで取得する。

得られるペースは人によって異なるが、5年に1つくらいが大まかな目安。

発動時は目が光る。

ギフト

一部の人間が所有する生まれ付きの特殊能力。

性能は様々だが、基本的にスキルよりも強力。

特に強化系のギフト持ちは国から重宝され、在野のギルドマンならトップクラスになれるほど。

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