概要
映画『コマンドー』に登場する悪役ベネットの台詞で、原語版では「Your soldiers are nothing.」。なお、TBS版では「だが使い物にならん」というセリフになっており、こちらの方が意味が近い。
人質として誘拐したジョン・メイトリクスの娘ジェニーを見張っていた兵士らが「小娘の喉元を切るのは暖かいバターを切るようだぜ」と軽口を叩き合っているのを見たベネットは、「ナイフは仕舞ってろ。その口も閉じておけ」と戒め、アリアスに「口だけは達者なトーシローばかりよく揃えたもんですなあ。全くお笑いだ。メイトリクスが見たら奴も笑うでしょう」と兵士の士気のなさを告げる。
これに対しアリアスは「私の兵士は皆愛国者だ」と反論するも、ベネットは「ただのカカシですな。俺達なら瞬きする間に(フィンガースナップを鳴らす)皆殺しにできる。忘れないことだ」と返した。
ここでいうカカシとは、「ただ突っ立っているだけのでくの坊」という意味が込められており、その後の決戦のシーンでは多くの兵士がろくな抵抗もできずにメイトリクスに次々と倒されていったため、ただのカカシという表現もあながち外れていない。