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曖昧さ回避編集

  1. アクション映画『コマンドー』の登場人物。
  2. コスタリカの第43代・48代大統領。

ここでは両者を説明する。


1.のアリアス大統領編集


演:ダン・ヘダヤ

声:小林勝彦(テレビ朝日版) / 千葉耕市(TBS版) / 大塚芳忠(完全版)


かつて南米バル・ベルデ共和国で独裁政治の下、多くの罪なき人々を拷問で死に追いやった、ジョン・メイトリックス曰く「ゲス野郎」の元大統領。メイトリックスらコマンドー部隊の手助けによるクーデターで失脚(コマンドー部隊を派遣したアメリカ軍がクーデター側に加担していることから、具体的な背景は不明ながら、アメリカ政府を怒らせたのだと思われる)、国外逃亡したものの復権の機会を窺っていた。

それなりに支持者はいるらしく、アジトの島には相当数の武装兵士が控えている。アリアスは「彼らは皆、愛国者だ」と誇ってはいるが、百戦錬磨のベネットに言わせればカカシ同然の素人の寄せ集め」らしい。


メイトリックスがベラスケス現大統領に信頼されていることを利用し、娘のジェニーを拉致して人質に取り、ベラスケスの暗殺を迫る。作戦の成功は疑っていなかったようで、かかってきた電話に「はい…アリアス大統領だ」と、既に復位したかのように答えた。


ところが電話の内容は、バル・ベルデに到着した飛行機にメイトリックスが乗っておらず、彼の見張り担当だったエンリケスが飛行機内で首の骨をへし折られた死体となって発見されたという報告だった。

そして程なく、アリアスの耳には爆発や銃撃の音が聞こえてきた。メイトリックスは離陸直前に隙を突いてエンリケスを倒した上で、旅客機から飛び降りて脱出しており、幹部級手下のサリークックらを次々と始末しながら、アリアスのアジトのある島を突き止めて襲撃してきたのである。


「愛国者」の部下達はメイトリックス一人の前にあっという間に壊滅。いざという時の護衛のはずだったベネットもジェニー抹殺に向かわせてしまったせいもあり、慌てふためいたアリアスは、ステアーAUGを片手に物陰に隠れながら応戦、ただの元政治家であるにもかかわらずそれなりの抵抗はして見せたものの、やはりメイトリックス相手では分が悪く、ショットガンの銃撃を受けて屋外追放され、その野望は呆気なく潰えた。

アリアス大統領語録(テレビ朝日版)編集

  • 私を覚えているかね、大佐
  • もし裏切っておかしな真似をすれば、娘のバラバラ死体が届くぞ
  • ベネット君、私の兵士は皆、愛国者だ
  • ベネット、君は私を…脅しているのか?
  • 怖がっているのは…私ではなく君じゃないのか、ベネット?君こそメイトリックスを恐れているんだ
  • はい…アリアス大統領だ
  • 飛行機には乗っていなかった…娘を殺れ

2.のアリアス大統領編集

1940年生まれ。フルネームはオスカル・アリアス・サンチェス

ラテンアメリカの国家元首として初めてノーベル賞を受賞し、アルベルト・シュバイツァー人道賞の受賞者である。

これまでに2度大統領に就任しており(第1期1986~1990年、第2期2006~2010年)、2期目在任中に新型インフルエンザに感染している。

関連タグ編集

コマンドー バル・ベルデ

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