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概要編集

演:チャールズ・メシャック

声:池田勝屋良有作版)、田原アルノ玄田哲章版)


映画『コマンドー』の登場人物で、主人公ジョン・メイトリックスの敵であるアリアス一味の一人で、中南米系の黒人男性。

身長だけならメイトリックスを上回る大男である。

サリーとは戦友同士だったらしく、元軍人ということが解る。メイトリックスの監視役を任された事からもアリアス一味の中でも腕は立つ方だったのだろう。


バル・ベルデ共和国大統領の暗殺を強要されたメイトリックスが道中で逃走しないよう、バル・ベルデまでの飛行機での移動に同行する監視役が彼の任務であったが、愛娘のジェニーを人質に取られているというのに、従順になるどころか不敵な態度を取り続けるメイトリックスに苛立つ。さらには搭乗した飛行機のキャビンアテンダントに「手荷物はございますか?」と尋ねられた際に、そこいらの鞄か何かでも指すかのごとく、エンリケスを指差して「いや、これだけだ」と露骨に小馬鹿にするメイトリックスに怒り、今度余計なことを言うと口を縫い合わすぞと凄んでみせる。


しかし、飛行機が離陸してしまえばもう逃げられまいと油断したのが運の尽き。

席に座って雑誌を読もうとした一瞬の隙を突かれ、メイトリックスの肘打ちを顔面に食らい、続けざまに頚椎をへし折られ、エンリケスは即死してしまう(ちなみに、エンリケスは愚かにもとっさの回避行動がとりづらく、何かあっても周囲に気づかれにくい窓際の席に自分から座る失態をやってしまっており、彼の油断と慢心がうかがえる)。


そののちメイトリックスは死体に帽子と毛布をかぶせて眠っているように見せかけた上で、CAに「連れを起こさないでくれ、死ぬほど疲れてると言い残し、離陸を始めた飛行機の尾輪格納室から飛び降りるという離れ業で機内から脱出、ジェニー奪回のため行動を開始した。


そして離陸から11時間後…バル・ベルデの空港に迎えに来た一味の仲間の男たちが、担架に乗せられて運び出されるエンリケスの死体を発見したときには、メイトリックスはすでに第三次大戦をおっ始めていたのである!



余談編集

服装と頭髪から、一部ファンからはスヌーピーなんて呼ばれている。


2017年8月に開催された同人誌即売会であるC92にて、なんと彼(遺体)のコスプレをする猛者が現れた。


エンリケスのまともな台詞は上記のメイトリックスに凄んだ際のたった一言のみであり、アリアス一味の中でも特に不遇な役回りの人物(ディアズもあまり台詞はなかったが、台詞量だけならエンリケスよりは長い)。


関連タグ編集

コマンドー

ジョン・メイトリックス ベネット

今度余計なことを言うと口を縫い合わすぞ

(首が折れる音)


これ こいつ

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