解説
チャールズ・シュルツ作の漫画・ピーナッツに登場する世界的な有名キャラクターで、日本においてはスヌーピーという名前自体が漫画『ピーナッツ』を指す代名詞となっている。
そのため、漫画のタイトルを「スヌーピー」と勘違いしていることや、タイトルがスヌーピーだからスヌーピーが主人公といった誤解が後を絶たない。(本当の主人公はチャーリー・ブラウン)
特徴
白い毛並みに黒耳、赤い首輪が特徴。なお、目立たないが背中にも黒い斑がある。
犬でありながらタイプライターで小説を書いたり(ただし応募・売り込みしても採用された事は無く、その都度出版社から不採用の返事が届いている)、犬小屋を飛行機としてパイロットになったり、車の運転から楽器の演奏にいたるまでなんでもこなしてしまう超スーパードッグ。
ライナスの毛布を加えて引っ張り回したり、背後に忍び寄って吠えて脅かすなど悪戯も大好きで、たびたび飼い主のチャーリー・ブラウンを困らせている。
閉所恐怖症のため犬小屋の上で寝る。耳でバランスをとっているらしい。
趣味は寝る事と食べる事。
後者に関しては専用の赤いご飯皿を持って催促に行くほどで、たまに夜中に急に食べたいものがあったときは、家のドアを蹴って合図をする。なお、チャーリー・ブラウンはその蹴り方で何が食べたいのか理解できるらしい。
飼い主との関係
スヌーピーはチャーリー・ブラウンの名前を覚えておらず『丸頭の子』と呼び、自身にとって「自分にご飯をくれる丸顔の子」というレベルの認知しかしていない。
ただし、一緒のベッドで寝ている描写もあるため、何やかんやで信頼関係は良好と言える。
出身地
デイジーヒル子犬園という施設で血を分けた兄弟達と一緒に生まれ育つ。
成長した兄弟と懐かしの故郷に帰ってくるも、土地が駐車場に建て変わっていたというほろ苦い経験をしている。
実は最初からチャーリー・ブラウンに飼われていた訳ではなく、仔犬の頃はライラという女の子と一緒に暮らしていた。ところが住んでいた高層マンションの条約改正により犬の飼育が禁止になったため、(コミックでは引っ越し先がペット禁止だった)泣く泣く仔犬園に戻される事になってしまった。
スヌーピーはライラの事も飼い主として大事に思っており、彼女が入院したと知った際は真っ先にお見舞いに向かっている。
余談
- 『レッドバロン』を倒せ!
スヌーピーがパイロットになるとき登場する飛行機は、イギリスのソッピース・キャメル複葉機。
第一次世界大戦の空の戦いで次々と敵を撃墜するフライング・エースに憧れ、ドイツ最強として有名なレッドバロンとの対決を夢見ているらしい。
- 小説の書き出しは...
スヌーピーの執筆する小説は『暗い嵐の夜だった…』(It was a dark and stormy night)のフレーズから始まるが、これは英語圏におけるダメ小説の出だしあるあるの一つだったりする。
アスキーアート
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